買いだめ加速させた小池都知事、「冷静な人は殺される」と悲鳴

買いだめ加速させた小池都知事

「冷静な人は殺される」と都民は悲鳴

東京都の小池百合子知事が、「ロックダウン(都市封鎖)もあり得る」と発言し、不要不急の外出を自粛し、平日は在宅勤務にすることを都民に要請した。これに追従する形で、神奈川、埼玉、千葉、山梨の5都県の知事も、不要不急の外出自粛などを呼びかける共同メッセージを発表。

この直後から、都内のスーパーなどでは、あわてて食料品を買い込む人々であふれた。再びトイレットペーパーが売り切れ、品薄の状態になった。

都民からは「冷静さを保ちなさいと政治家やテレビのコメンテーターのインテリは言うが、冷静にしていたら食品を買うことができず、殺される。国や政治家の言うことを聞いていたら自殺するしかない」(主婦)といった声が出た。

コロナに苦しむ沖縄 米軍基地や中国人観光客に依存したしっぺ返し

新型コロナウイルスによる自粛で、沖縄でも活気が消えた。土産物や飲食店が軒を連ねる国際通り(那覇市)では、ふだんは外国人客や修学旅行生でにぎわうが、通りには制服姿の学生や外国人旅行者の姿はほとんどない。

倒産に追い込まれる会社も目立ち、地元からは悲鳴が上がっている。

 「9・11のテロ事件や、リーマン・ショックでも経験したことのない落ち込み。沖縄の経済は、米軍基地のアメリカ兵や、中国人観光客に依存し、そのしっぺ返し。沖縄は鎖国し、琉球王国として独立。ブータンみたいな生活でいいではないか」と、沖縄料理店を営む主人は話す。

写真引用:朝日新聞