リンちゃん、性的被害・裂傷事件 現地ベトナムでも大きな報道と衝撃
リンちゃん殺害事件 ベトナムでの反応は？
渋谷恭正被告（４７）に、無期懲役（求刑・死刑）
松戸市の女児殺害事件
千葉県松戸市の市立小３年、レェ・ティ・ニャット・リンさん（当時９歳）が殺害された事件の裁判員裁判で、千葉地裁は、女児の通学先の元保護者会長、渋谷恭正被告（４７）に、無期懲役（求刑・死刑）を言い渡した。
日本のマスコミが触れない事実 陰部に複数の裂傷 性的被害受けた可能性
被害者のリンちゃんの遺体の顔、胸、下腹部からは、渋谷被告の唾液が検出。腹部からは渋谷恭正被告とリンちゃんの混合DNA型も検出。
渋谷恭正被告が所有するキャンピングカーからは、金属製SM用手錠、バイブレーターなどが押収。
リンちゃんの膣や肛門には、棒のようなものを挿入したときなどにできる出血や傷も見られた。
千葉県内でベトナム国籍のリンちゃんが殺害された事件は、地元ベトナムのメディアでも大きく取り上げられている。
「安全」で「親切な」はずの日本での幼女殺害事件に、多くのベトナム人は大きな衝撃を受けている。
地元のベトナム国営通信社「ベトナム・ニュース」の英字サイトでは、「陰部に複数の傷が見つかった」という衝撃の事実を伝えている。日本のマスコミが触れない部分に大きく踏み込んでいる。
渋谷恭正は無罪を主張
千葉県松戸市で2017年３月、ベトナム国籍の小学３年生レェ・ティ・ニャット・リンちゃん（当時9）が殺害された事件で、逮捕後、黙秘を続けている渋谷恭正（やすまさ）被告（47）は、2018年6月4日の初公判で「検察側の主張したことはすべて架空でねつ造」「私は事件に関わっていません」と証言し、全面無罪を主張した。
残虐な犯行 数多くの裂傷
リンちゃんの顔面には殴られたような痕があり、口の中は切れて出血したような裂傷もある。
抵抗する彼女の両手首を拘束して暴行し、首を絞めて殺害。
衣服や靴をすべて剥ぎ取り、人目の付かない排水路脇に遺棄したと見られている。
リンちゃん 性的被害 裂傷
車内に残された毛髪が女児のＤＮＡ型と一致
千葉県松戸市の小学３年生、レェ・ティ・ニャット・リンさん（９）が殺害された事件で、犯人逮捕への決め手になったのは渋谷恭正容疑者の軽乗用車内に残された毛髪が女児のＤＮＡ型と一致したためだ。
千葉県警捜査本部は、渋谷容疑者以外に殺害を実行できないと結論付けている。
わいせつ目的で犯行に及んだ疑い
千葉県警捜査本部は、遺留物のＤＮＡ型が一致しただけでなく、遺棄現場近くの防犯カメラの映像や女児の遺体損傷（陰部に数カ所の裂傷など）、衣服や靴をすべて剥ぎ取られ、女児が裸で遺棄されていたことなどから、渋谷容疑者がわいせつ目的で犯行に及んだ疑いが強いと見ている。
リンちゃんの顔、下腹部から渋谷被告の唾液が検出
渋谷恭正被告が所有するキャンピングカーからは、金属製SM用手錠、ヒョウ柄の手錠、バイブレーター4本、フェイスマスクなど、「大人のオモチャ」が10点以上、押収されている。
被害者のリンちゃんの遺体の顔、耳、胸、下腹部からは、渋谷被告の唾液が検出。腹部からは渋谷恭正被告とリンちゃんの混合DNA型も検出されている。
リンちゃんの膣や肛門に棒を差し込んだ傷跡
さらに、リンちゃんの膣や肛門には、棒のようなものを挿入したときなどにできる出血や傷も見られた。
リンちゃんの両親を前に、「（親が）守っていればこんなことにはならなかった」
裁判では、リンちゃんの両親を前に、渋谷恭正被告は「事件を知ったときは面倒くさいことになったと思った」「捜索活動は依頼されていないからやらなかった」と発言。
さらに、「（親が）守っていればこんなことにはならなかったと思う。事件当日、リンちゃんのお父さんは仕事に行く前に時間があったと聞いたので送っていけた。ひとりで行かせたから事件に遭った」と話した。
「誘拐」容疑を適用
また、渋谷容疑者は女児と面識があり、ハイタッチをする姿を付近の住民から目撃されている。
捜査本部は、暴行や脅迫目的で連れ去る「略取」ではなく、女児をだまして誘い出し、わいせつ目的で連れ去った「誘拐」容疑を適用した。
渋谷容疑者は普段から自分の子供以外の児童を車で学校に送ることがあったことが目撃されており、学校に送るなどと女児をだまして車に連れ込んだ可能性が高い。
黙秘を続ける渋谷恭正容疑者
女児の死因は窒息死。2017年4月16日の逮捕以来、渋谷容疑者は現在も黙秘を続けている。
首には絞められた痕があるが、殺害の詳しい方法や犯行動機、犯行の経過、手口については特定されていない。
渋谷被告の表情は変わらなかった
初公判の証拠調べでは、渋谷被告の軽乗用車内で見つかった八カ所の血痕が廷内の大型スクリーンに映し出されたり、リンちゃんの担任の先生が「素直で向上心のある子。三年生で一番成長した」と話した調書が読み上げられたりしたが、渋谷被告の表情は変わらなかった。
リンちゃんの夢
千葉県松戸市でベトナム人少女、ニャット・リンさん（当時9）が殺害された事件の裁判で、少女の父親が証言台に立ち、「娘は将来、日本とベトナムの懸け橋になりたかった」と、震える声で証言した。
死刑を求める署名は100万人
リンちゃんが殺害された事件では、リンちゃんの通学先の元保護者会長、渋谷恭正被告（47）が殺人や強制わいせつ致死などの罪で起訴されている。
渋谷恭正被告は黙秘を続け、初公判で全面無罪を主張し、起訴内容を否認している。
その一方で、犯人に死刑を求める署名は100万人を超えている。犯人は死刑が当然だが、それだけではぬぐい切れないものがある。
輝く太陽の女の子、リンちゃん
リンちゃんの名前は、ニャット・リン。ベトナム語でニャット（Ｎhat）は日本・太陽、リン（Linh）には輝きという意味がある。
私には、大切なベトナム人の少女がいるが、彼女の名前もリンちゃんだ。
現地ベトナムでも幼女への性的虐待が多い
ベトナムでも女児への性的虐待が多い
私は現在、ベトナムに滞在している。ベトナム人の恋人と過ごしているが、今回、日本で起こった女児への性的虐待、暴行事件はベトナムでも数多くあると話している。
ベトナムでは女性の地位が低く、就職差別も少なからずあるとも言っている。
ベトナムの女性
私が知る限り、ベトナムの女性は色白でスレンダーでプロポーションも顔立ちも美しいだけでなく、男性を思いやる優しさが素晴らしい。
19歳になっても、まだ三つ編みをしている。どこか、遠く、懐かしい。大正時代の女学生のような美しさがある。
今の日本ではもう見られない風景だ。
私は彼女の命を助けたが、それをいつまでも忘れないでくれている。
早く若い男を見つけて結婚しろ。
