無観客OK!テレビに映すことが目的の東京オリンピック(五輪)
無観客OK!テレビに映すことが目的
東京オリンピック(五輪)
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長が、国際オリンピック委員会(IOC)理事会出席後に取材に応じ、選手に行う新型コロナウイルス感染症の検査を原則的に毎日実施していく考えを明らかにした。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大のため、松山市での東京オリンピックの聖火リレーは、公道での実施が見送られ、ランナーが走らない初のケースとなった。
また、同日、香川県内の五輪聖火リレーで交通規制に従事していた香川県警の30代男性警察官が新型コロナウイルスに感染。男性はマスクを着用し、対人距離を取って勤務をしていたが、日本国家と東京都の押し付けにより見事に感染した。
オリンピックが中止にならない理由は?
オリンピックがテレビ中継されるようになり、巨額の放映権料がIOCに入ることになった。スポーツ振興に一部使われるかもしれないが、大部分は「利権」となる。
それだけではない。
IOCは「金づる」であるテレビ局に平身低頭する必要があるため、オリンピックの開催日時は、テレビ局が最も広告収入が見込めるゴールデンタイム(金儲けタイム)にあわせることが常識。
2020年東京オリンピックの会期は、2020年7月24日から8月9日だった。2021年は、2021年7月23日から8月8日までの会期に決まった。
第1回東京オリンピックの会期は、1964年10月10日から24日だったが、これはサウナ風呂のような日本の酷暑を避けるため。
第2回東京オリンピックも、第1回同様に秋の10月開催の提案もあったが、あっけなく却下された。米大手テレビ局の放映日程の都合(ゴールデンタイム)に合わないからだ。
かくて、オリンピックに参加する選手たちは練習でもやったことのない深夜や夜明けに競技しなければならないこともあり、「古代オリンピック」の神聖さとはかけ離れた競技になってしまい、現代のオリンピックはすっかり「驚喜(きょうき)」、あるいは「狂喜(きょうき)」になってしまった。
また、オリンピックは国力を示し、国家の威厳を世界に知らしめる絶好のPRとなる。金メダルの数は、軍事力(経済力)が最も強い国が最も多く、武力こそ、カネこそすべて。
それでよいのだ。
参加することではなく、オリンピックの目的は「儲けること」。
この素晴らしいオリンピックをコロナにまみれて、死ぬ前に観れたなら本望だ。
「GWは遊びに行かずにがまんしましょう」
OK。それなら、なんで東京オリンピックもがまんしないの? なんで中止しないの? 菅さん、小池さん
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