NHK映らないテレビ、受信料払う必要なし 東京地裁

NHK映らないテレビ、受信料払う必要なし 

NHKが映らないテレビであれば、受信契約する必要はない

NHKが映らないテレビであれば、受信契約する必要はない。つまり、受信料を支払う義務はない。

こんな画期的な判決を、東京地裁が行った(2020年6月26日)。

原告は、筑波大学の准教授が開発したNHKの番組を映らないようにするフィルターがついたテレビを3千円で購入。自宅に設置し、「NHKが映らないテレビであれば、受信契約する必要はない」と主張。

NHK側は、フィルターや電波の増幅器を使うなどの実験を行い、「(原告のテレビは」NHKを受信できる状態に簡単に復元できる」と主張した。

しかし、小川理津子裁判長は「増幅器の出費をしなければ受信できないテレビは、NHKを受信できる設備とはいえない」と判断し、NHKの主張を退けた。

岡村隆史  「コロナが明けたら美人さんが風俗嬢やります」発言

NHKの受信料は衛生契約で月額約2200円。地上契約で約1300円。NHKが好きな人は、もっとたくさん受信料を支払えばよいだろう。

だが、日の丸や君が代と相まって、NHKが嫌いだという人も多い。さだまさしなど、いやなタレントがいっぱい出ているNHKになぜ、受信料を支払うのか、と不満に思う人も多いだろう。

たとえば、お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史が深夜ラジオで、「新型コロナが終わったら何か良いことはありますか」というリスナーからの質問に対し、「コロナが明けたら美人さんが風俗嬢やります」などと発言。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、経済的に苦しむ女性を傷つけ、侮辱した発言として問題視されている。

岡村隆史は、NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」などに出演しているが、こうした嫌なタレントが出ているNHKにお金を払いたくない、またテレビがあってもNHKなど見ていない、と言う人は、NHKの番組を映らないようにするフィルターがついたテレビを購入し、NHKの受信料を拒否すればいい。そうした人が増えれば、フィルターの料金も安くなり、さらに経済的な生活を送ることができるだろう。

さらに、東京地裁には「フィルターがなくても、NHKを見ていない人、嫌いな人は受信料を支払う義務なない」という判決もお願いしたい。NHKは、強制的にお金を徴収するのではなく、受信料の適正金額を視聴者の判断にゆだねたらどうか?

写真引用:日経新聞