神の子どもたち
このくらいの年齢の女の子は、神の声が聞こえる。
だから、言葉が通じなくても、なんとなく一緒にいて
一緒に楽しむことができる。
神の子どもたち
一緒にずっと粘土を作って
それですごく話したような気分になる。
小さな女の子たちは、
粘土で遊んでいる。
少ないものを、みなで分けあい、
それぞれ小さな粘土を作っては
作り直し、
ひとつのところで工夫しながら遊んでいる。
そこへ、男の子がやってくる。
ただ、丸めるだけ。
それを量産していく。
当然ながら、粘土の数が足りない。
男の子は、隣の女の子の粘土を奪う。
そして、ただ丸めるだけの
非常に単純なものを量産していく。
一度、創ったものを
さらに作り直そうとか
いろんな工夫することなく、
無くなったら、隣から奪う。
セックスの原型。
子孫を大量に残そうとする欲望。支配欲。
多くのAV(アダルトビデオ)は
そうしたオスの丸腰の本能に基づいて作られている。
たぶん、おそらく、自分の意思とは関係なく
何者かの力によって
そうさせられている
そのことに気づかないで
限られた子孫を大切に育てる。
毎日、単調な世界の中で、
ちょっとした料理の盛り付け
ちょっとした料理の味付け
ちょっとした楽しみ、幸福
その違い。
もうこんな子どもの時から表れているのだ。
可愛いマイちゃん
マイちゃんが
おれの隣に座ると
ピノコがダメと言う
マイちゃんはちょっと不満
もうこのころから、序列が始まっている。
人間社会は疲れるが
まだ生きていられるのは
こんな小さな
小さな幸せ
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