【出国前PCRセンター】9月にも設置、ビジネス渡航対象に

2020年7月15日

1日あたり3000人程度を確保

ビジネス渡航者PCRセンター

政府は9月にも、「ビジネス渡航者PCRセンター(仮称)」を設置する。日本人ビジネス関係者が、出国前に新型コロナウイルスに感染していないことを証明するためのPCR検査能力について、1日あたり3000人程度を確保する見込み。

同センターは、羽田、成田、関空の3空港周辺と、東京、大阪の中心部の計5カ所に設ける。1日あたりの検査能力は、羽田空港500人、成田空港700人、関西空港600人、東京中心部800人、大阪中心部400人。合計3000人となる見通し。

新型コロナウイルスが検出されなければ陰性証明書を受け取ることができ、検査から証明書発行まで速やかに実施できるようにする。検査は保険適用外の自由診察とし、全額が自己負担となる。

コロナ陰性証明書については現在、無症状者のPCR検査が自費で2万円~4万円程度で受診、証明書作成は5千円程度、陰性の場合、早ければ翌日、遅くとも翌々日には結果が到着(料金や結果通知は病院によって異なる)。