京都の紅葉名所「東福寺」はおすすめ！紅葉の見ごろ＆穴場スポットは？
深まる秋！京都の紅葉名所ランキングで人気が高く、絶対に外せない紅葉スポットが「東福寺」。「通天橋」「臥雲橋」と呼ばれる回廊から眺める紅葉はたいへん美しく、秋の京都観光旅行におすすめ。東福寺駅からのアクセスも近く、東福寺の紅葉は見どころたっぷり！京都屈指の紅葉名所「東福寺」。紅葉の見ごろや時期、混雑回避のコツ。さらには、「光明院」「今熊野観音寺」といった、東福寺周辺の穴場紅葉スポットもご紹介します。
京都「東福寺」へのアクセス・行き方、紅葉の見ごろ・時期は？
JR 京阪電鉄 東福寺駅
JR京都駅から東福寺へは、ひとつ目の「東福寺駅」で下車。大阪方面からは京阪電鉄「鳥羽街道駅」が便利です。どちらも徒歩約10分で、東福寺に行くことができます。
市バス 東福寺バス停
市バス（202、207、208系統）は、「東福寺バス停」で下車。東福寺には駐車場がありますが、紅葉の期間（10月20日～12月10日）は閉鎖されるので、電車・バスの利用がおすすめです。
京都の紅葉名所ランキング 東福寺は上位３位以内
東福寺は、京都随一の紅葉スポット。京都の紅葉名所ランキングでも上位３位以内に入る人気の寺院です。イロハモミジやモミジ、トウカエデなど、約2000本の美しい紅葉を見ることができます。
東福寺の紅葉の見ごろ・時期 11月中旬～12月初旬 11月23日ごろが紅葉のピーク
東福寺の紅葉の見ごろ・時期は、11月中旬～12月初旬。具体的には11月20日ごろ～12月３日ごろ。勤労感謝の日（11月23日）ごろが紅葉のピークです。
京都「東福寺」 紅葉の見どころは？「臥雲橋」「通天橋」の二つの回廊から眺める渓谷「洗玉澗」
臥雲橋
東福寺で紅葉の見どころは、入り口にある回廊の「臥雲橋」（がうんきょう）。紅葉に彩られた美しい渓谷「洗玉澗（せんぎょくかん）」を見ることができます。
通天橋
東福寺には、敷地内を川が流れ、一番高い場所にある回廊が「通天橋」（つうてんきょう）。さきほどの「臥雲橋」から、「洗玉澗」の渓谷越しに、「通天橋」を眺めることができます。
通天橋 張り出し舞台
東福寺での紅葉の見どころは、「臥雲橋」「通天橋」からの眺めと、敷地内の渓谷「洗玉澗」。特に、「通天橋」の中央にある「張り出し舞台」（写真）から眺める紅葉は絶景です。
※「通天橋」「臥雲橋」で立ち止まっての撮影は、一部期間（2017年11月12日～30日）のみ撮影禁止
京都・東福寺の見どころ＆おすすめ観光スポット
色鮮やかな美しい紅葉
「臥雲橋」を通るだけなら無料。「通天橋」「洗玉澗」へは拝観料が必要です。東福寺の敷地は広く、色鮮やかな美しい紅葉を見ることができます。
通天モミジ
東福寺の紅葉は、葉先が3つに分かれている「通天モミジ」が見られることで有名。中国の宋から持ってきたとされる紅葉です。本堂と開山堂を結ぶ「通天橋」のまわりで見ることができます。
東大寺、興福寺から1字ずつ取って、「東福寺」
東福寺は、1225年に創建。鎌倉時代の貴族、九条道家（くじょう・みちいえ）が建てました。奈良の東大寺、興福寺から1字ずつ取って、「東福寺」と名づけられました。国宝の三門や、苔と敷石が市松模様に広がる本坊庭園も見どころ。
京都・東福寺の紅葉穴場スポット！庭園の紅葉と窓が美しい！「光明院」
“虹の苔寺” 光明院
紅葉シーズンの東福寺はたいへん混雑します。平日の早朝に訪れるのがおすすめ。しかし、東福寺の周辺には、紅葉の穴場スポットがあります。その一つが、“虹の苔寺”とも呼ばれる「光明院(こうみょういん)」。庭園が美しく、秋の景色は特に風情が感じられます。
「波心（はしん）の庭」
「光明院」は、東福寺の塔頭(たっちゅう)。塔頭というのは、禅宗寺院で祖師が亡くなったことを惜しんで、弟子たちが建てた小規模の寺院のこと。東福寺では25カ所の塔頭があり、「光明院」もそのひとつ。枯山水庭園は、「波心（はしん）の庭」と呼ばれ、秋の優しい色合いが印象的です。本堂から眺める庭園は、落ち着いた趣があります。
悟りの丸窓
「波心庭」は桜やツツジ、新緑、紅葉など、四季折々の風情があり、「虹の苔寺」と呼ばれるのはこのため。丸い窓から眺める「波心の庭」も風情があります。丸い窓は、悟りの心を表しています。
＜光明院の基本情報＞
住所： 京都府京都市東山区本町15-809
電話番号：075-561-7317
アクセス：JR奈良線「東福寺駅」、京阪電鉄「東福寺駅」「鳥羽街道駅」
拝観時間：8時30分～16時
拝観料：志納
こちらも東福寺の紅葉穴場！厄除け運気アップのパワースポット！「今熊野観音寺」
厄除けや運勢・運気アップの寺院
「今熊野(いまくまの)観音寺」も東福寺の塔頭で、紅葉の超穴場スポット。厄除けや運勢・運気アップの寺院として知られています。
行き方・アクセス
行き方・アクセスは「泉涌寺(せんにゅうじ)」への参道をまっすぐ進み、道が二股に分かれたところに石灯ろうがあり、これを左へ。赤い鳥居の橋を渡ると、真っ赤な紅葉に包まれた「今熊野観音寺」が見えてきます。
ひっそりと静か 古都の風情
「今熊野観音寺」はひっそりと静か。古都の風情が感じられます。東福寺の塔頭では、「泉涌寺(せんにゅうじ)」「養源院(ようげんいん)」「雲龍院(うんりゅういん)」といった風情のある寺院もあるので、ぜひ巡ってみて下さい。
＜今熊野観音寺の基本情報＞
住所： 京都府京都市東山区泉涌寺山内町３２
電話番号：075-561-5511
アクセス：JR奈良線「東福寺駅」、京阪電鉄「東福寺駅」
拝観時間：8時～17時
拝観料：境内自由
＜京都・東福寺の基本情報＞
「勝林寺」「天得院（要予約）」でライトアップ
いかがだったでしょうか？東福寺では紅葉のライトアップは行われません。しかし、東福寺の塔頭(たっちゅう)ではライトアップされる寺院があります。塔頭というのは、禅宗寺院で祖師が亡くなったことを惜しんで、弟子たちが建てた小規模の寺院のこと。東福寺では25カ所の塔頭があり、「勝林寺」「天得院（要予約）」でライトアップが開催されます。
東福寺のランチ 東福寺駅前がおすすめ
東福寺でランチをするのであれば、東福寺駅前がおすすめ。寿司屋の「いづ松」、うどんの「丹波屋」、京町屋の縁結びカフェ「ここはな」があり、さらに抹茶とスイーツの「大谷園茶舗」、懐石・会席料理「そば茶寮 澤正(さわしょう)」といった店があります。
近くに伏見稲荷大社も
なお、京阪電車「東福寺駅」から２駅先には伏見稲荷大社もあるので、ぜひお参りされてみてはいかがでしょうか？伏見稲荷大社など、京都の紅葉や観光スポットについては別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに貼り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
＜東福寺の基本情報＞
住所： 京都府京都市東山区本町15-778
電話番号：075-561-0087
アクセス：JR奈良線「東福寺駅」、京阪電鉄「東福寺駅」「鳥羽街道駅」
秋の拝観時間：９時～16時
拝観料：通天橋・開山堂が大人400円（小中学生300円）、本坊庭園が大人400円（小中学生300円）
駐車場：紅葉期間は閉鎖
撮影禁止：2017年11月12日～30日まで（通天橋、臥雲橋）
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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