タイのバンコクでイモトアヤコに会いタイ!かわいいバスガイド物語
可愛い顔立ちながらも、眉毛が濃く、凛とした表情が美しい。仕事に打ち込む情熱も美しく、惚れ惚れする女。これは、「タイのイモトアヤコ」と呼ばれているバスガイド(車掌さん)の物語である。
タイのイモトアヤコ
バンコクの赤バス
タイのイモトアヤコに会えるのは、タイの首都バンコクを走るバスの中だ。
タイには、エアコンが入った綺麗なバスや、エアコンなしのオンボロなバスが混在して走っており、それぞれに料金が違う。
バンコクのバスの種類
赤バス
汚れて黒くなった木の床。ところどころに穴が開いている。エアコンがなく、日中は蒸し暑く、サウナ風呂よりも熱くなることがある。
窓はかなり古く、かたくて閉めることができない。突然にスコールが起こると、窓に座っている人はずぶ濡れになる。しかし、ソンクラーン(4月に行われるタイの水かけ祭り)で、水をぶっかけられることに慣れているので、雨にずぶ濡れになるのは女性の方も平気。そのうち、ほっといたら乾く。
白バス・ピンクバス
すっきりした外観だが、それは上っ面だけで、中身は赤バスと同じ。バスの外観を塗装して美しくしただけなのに、料金は赤バスよりも高い不条理。世界の終わりとハードボイルドワンダーランド。
旧型エアコンバス
青地にクリーム色のツートンカラーのバス。外観がちょっと美しいが、中身は古く、エアコンもあまり効いていない。
新型エアコンバス
スカイブルーや白、オレンジ色の外観で、車内もタイにしてはかなり美しく、エアコンもよく効いている。料金は距離に応じて異なるが、赤バスの3倍以上の運賃がかかる。
メトロバス
民営のバスで、あまり見かけない。
黄色バス(NGVバス)
黄色に塗装されたバスで、燃料に天然ガスを使用。エアコンが入っているのに、ドアの上部に大きな隙間があり、せっかく冷やした車内の冷気がどんどん外に漏れ出していく。何のための省エネなのかわからないのが、こうした非効率性、非合理性がタイなので、タイらしいバスと言えよう。
ミニバス
車体はオレンジ色で、エアコンはなし。特定の路線だけで使用されている。車内は赤バスよりも快適。
これらのバンコクのバスのうち、タイのイモトアヤコに会えるのは、最も過酷な乗り心地の赤バスである。
番組の都合上、写真はどれも赤バスだが、赤バスしか乗らないから他のバスはよく知らん。
夜の赤バスは、まるで幽霊バスである。
赤バス 料金は一律約30円
どこから、どこまでも30円
エアコンなしのオンボロなバス、赤バス。料金は一律8バーツ(約30円)ほど。
起点から終点まで走っても、30円である。バンコクの交通渋滞は激しく、最初から最後まで乗ったら、3時間以上もかかることも珍しくない。
バスに3時間も乗って、料金が30円である。
バンコクのラグジュアリーで、バブリーな高級ホテルにさんざん泊まり、バンコク随一の美女たちと甘い夜を過ごし、財布に30円しか残っていない、情熱的でロマンとポエムを愛する孤独な男に、優しくしてくれるのが、タイのイモトアヤコである。
30円で、3時間以上も付き合ってくれる女。それが、タイのイモトアヤコである。タイのイモトアヤコは、車掌さんである。
起点から終点まで、一番前の席で黙ったまま窓の外を見つめ、いつまでも降りようとしないオレ。
乗客が減り、やがてオレひとりだけになる。
「どうしたのですか?身体が悪いのですか?」
オレに、優しく声をかけて、心配してくれるタイのイモトアヤコ。
「いえ。もう少し、あなたのそばにいたいのです」
デートに誘ったが、なぜか従姉妹を紹介してくれた。
本物のイモトアヤコについて
イモトアヤコの横顔
ここで少し、本物のイモトアヤコについて述べておく。
イモトアヤコ
◆生年月日
1986年1月12日 (31歳)
◆本名
井本 絢子(いもと あやこ)
◆愛称
珍獣ハンター・イモト
◆出身地
鳥取県
◆身長
153 cm
◆学歴
文教大学
(写真よりも実物の方が似ているタイのイモトアヤコ)
来歴
学生時代に「東京ホルモン娘」というコンビを組んで活動。
日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」で、珍獣ハンターとしてレギュラーパーソナリティのオーディションに合格し、一躍注目を浴びる。
イッテQ登山部
イモトアヤコで特筆すべきことは、「イッテQ登山部」の隊員として参加し、輝かしい登山記録を持つことだ。
2009年5月
キリマンジャロ登頂(標高5895m)
2010年8月
モンブラン登頂(標高4810m)
2012年1月
アコンカグア登頂断念(標高6962m、標高6890m地点まで)
2012年9月
マッターホルン登頂(標高4478m)
2013年10月
マナスル登頂(標高8163m)
2014年4月
エベレスト登頂断念(標高8868m)
2015年6月
マッキンリー登頂(標高6168m)
2016年8月
アイガー登頂(標高3970m)
2012年9月にマッターホルンに登頂し、下山にヘリコプターを使ったことで、野口健からTwitterで批難された。
しかし、視聴者が求めるのは登頂までの経緯であり、番組の都合上、下山までは放送しないので、下山にヘリコプターを使うことは何ら問題はない。
イモトアヤコは、本格的な登山家ではなく、視聴者を笑わせ、感動させる芸人である。
(運転中でもカメラ目線を気にするタイのバス運転手)
タイのイモトアヤコの紹介の紹介
タイのイモトアヤコをデートに誘ったが、仕事が忙しいということで断られ、代わりに従姉妹を紹介してもらった。
これが、本当に可愛い。
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