お守り指輪の大阪最強パワースポット「サムハラ神社」で逮捕、神職がセクハラ【川端孝和容疑者(70)の顔画像】

2022年1月29日

お守り指輪の大阪最強パワースポット「サムハラ神社」で逮捕

神職がセクハラ【川端孝和容疑者(70)の顔画像】

“大阪の最強パワースポット”としてSNSで有名な大阪の神社「サムハラ神社」(大阪府大阪市西区立売堀)で、祈願のため参拝に訪れた女性を、心理的に動けない状態にしたうえでわいせつな行為をしたとして、大阪府警西署は、準強制わいせつの疑いで、神職の川端孝和容疑者(70)=大阪市東住吉区=を逮捕した。SNSから非難の声が上がり、『サムハラ神社』をもじって『セクハラ神社』という不名誉なあだ名がつけられている。

サムハラ神社の基本情報

名称:サムハラ神社

住所:大阪府大阪市西区立売堀2丁目5-26

参拝時間:9:00~17:00

お守り、御朱印の授与時間:9:00~16:30(社務所)

電話番号:06-6538-2251

駐車場:サムハラ神社専用の駐車場はなし。付近のコインパーキングを利用

サムハラ神社の場所、地図、アクセス、行き方

アクセスは地下鉄・阿波座駅から徒歩5分

サムハラ神社(電話06-6538-2251)の場所は、大阪府大阪市西区立売堀2丁目5-26。公共機関では、地下鉄(OsakaMetro中央線・阿波座駅)が最寄り駅。「阿波座駅」2番出口からアクセスするのが早くて近く、サムハラ神社までの距離は約400m。徒歩5~6分ほど距離。

市バスのアクセスでは、大阪駅前から55号(大阪シティバス)の鶴町4丁目方面に乗り、立売堀(いたちぼり)3丁目で下車。バス停から徒歩2~3分でアクセス可能。

  1. 地下鉄・阿波座駅2番出口から出る
  2. 階段を上り、地上へ
  3. 横断歩道を渡り、大通り沿いにまっすぐ進む
  4. トヨペットの店舗を右へ曲がる
  5. しばらく直進し、大阪府機動隊の建物の隣にある、左手の神社が「サムハラ神社」

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西署は2021年1月25日、準強制わいせつの疑いで川端孝和容疑者(70)(大阪市東住吉区)を逮捕。

逮捕容疑は2020年12月、神社本殿で、願いをかなえるための行為と信じ込ませることにより心理的に抵抗できない状態にして、祈願に使う棒や素手で30代女性の胸などを触り、2021年1月にも別の30代女性に同様のわいせつ行為をした疑い。

川端孝和容疑者は、祈祷中に神社の神職が女性参拝客の胸や尻を神具でグリグリと押し、女性に『どこか悪いところはないか』と言って後ろを向かせ、「素手でも胸やお尻を触った」などの理由で逮捕された。

川端孝和容疑者は、「祈とうの一環でわいせつ行為をしたつもりはない」と容疑を否認。事件の際は、川端容疑者と女性の2人きりだった。

川端容疑者は逮捕当初、「祈願行為の一環」と容疑を否認していたが、その後の調べで、川端孝和容疑者は「祈きとうの途中で気分が高揚して触ってしまったと思う」と供述。さらに、「他にも10人ほどやった」と話した。府警には同様の被害相談が約10人から寄せられている。

西署は2021年2月22日、準強制わいせつの疑いで、神職の川端孝和容疑者(70)を再逮捕。容疑は同年1月中旬、神社本殿で、願いをかなえるための行為と信じ込ませることにより心理的に抵抗できない状態にして、神具や素手で30代女性の胸や尻を触った疑い。

川端容疑者は1月、女性2人に同様の行為をしたとして準強制わいせつ容疑で逮捕され、その後起訴された。

祈祷装って女性の胸・尻触りセクハラ、「祈祷効果」を尋ねる

大阪・サムハラ神社の元神職に有罪判決

祈祷きとうを装って女性の胸や尻などを触ったとして準強制わいせつ罪で逮捕されたサムハラ神社(大阪市西区)の元神職、川端孝和容疑者(70)に対し、大阪地方裁判所(荒木精一裁判官)は2021年6月1日、懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)の有罪判決を言い渡した。

容疑は、川端孝和容疑者が、神職だった2020年12月~2021年1月、サムハラ神社の神殿で、祈祷を受けるために訪れた女性3人の胸や尻を触るなどした疑い。

荒木裁判官は「祈祷と信じていた女性にわいせつ行為に及んでおり、行為後は祈祷の効果を尋ねるなど、規範意識が低い」と述べた。

最近、若い女性たちの間で、御朱印集めや厄払い、厄除けなど、神社や寺院を巡る“パワースポットめぐり”がブームになっている。その中でも、大阪で最強のパワースポットとSNSで呼ばれている神社が、大阪の「サムハラ神社」だ。

大阪「サムハラ」のご利益、効果

大阪のサムハラ神社は、延命長寿や危難除け、厄除け、無傷無病、安産祈願や就職成就などの効果やご利益があると女性の間で人気のパワースポット。

不思議な神字「サムハラ」の意味

サムハラには、“幸福の維持”などの意味があり、災害や災難から身を守る効果があるとされ、「サムハラ」と唱えるだけで、危険や災厄から身を守ってくれるという効果やご利益があり、加藤清正が刀にサムハラの四文字を刻んだことで命が救われたという逸話があるなど、古くから伝わる不思議な言葉。

有名芸能人、女優、政治家も参拝

「弾除け」「厄災・厄除け」のご利益・効果

「サムハラ」と唱えるだけで「厄災・厄除け」のご利益・効果があり、戦時中に「弾除け祈願」にとして多くの出征兵士が参拝に訪れた。

元宝塚歌劇団雪組のトップ娘役で、女優の浜木綿子(はま・ゆうこ)さんや有名な政治家らが、サムハラ神社のお守りを身に付けていたおかげで、命が助かったというエピソードがサムハラ神社の前に設置したパネルで紹介されている。

「サムハラ神社で祈願したことで、交通事故にあったがケガを免れた」といった参拝者の感謝の言葉が書かれている。

宇野宗佑・元総理大臣の親族も祈願に訪れるなど、小さな神社だが、芸能人や女優、有名人、会社社長らも頼りにする霊験あらたかな神社だ。

サムハラ神社の祭神 サムハラ大神

無傷無病・延命長寿の神「サムハラ大神」を祀っており、祭神の「サムハラ」というのは、宇宙の森羅万象を創造した「造化三神」のこと。

1.天之御中主(あめのみなかぬし)大神……至高の神

2.高皇産霊(たかみむすび)大神……………天の生産・生育の「創造」の男神

3.神皇産霊(かみむすび)大神………………地の生産・生成の「創造」の女神

2と3は、対になり、男女の「むすび」を象徴する神

1~3があらわれて天地をつくり、国土が形づくられた後に、さらに2柱の神があらわれた。

人気の「指輪型のお守り」(指輪形の肌守り)

サムハラ神社で、人気なのが「指輪型のお守り」(指輪形の肌守り)。指輪型のお守りリング(お値段は3000円ほど)のご利益が怖いほど凄すぎるとSNSで人気。

「御神環(ごしんかん)」と呼ばれるお守りリングは、一つひとつ手作りで大量生産できないため、常に品薄で入手が困難。

指輪お守りの入荷日がSNSやツイッターで拡散。効果やご利益が大きいということで、ご利益を求める参拝者が神社に殺到し、前夜から並ぶ人も。

インターネットで指輪お守りが10倍以上の高値で転売されるなどのマナー違反もあり、リングのお守りの授与を中止する事態になっている。2022年もお守り指輪の授与は中止。再開のめどは立っていない。

銭形肌守りや御朱印にも、指輪お守りと同じご利益やパワーが得られるということで新たな人気を呼んでいる。

「苦しみから救われたい」という女性の気持ちにつけ込んだ犯行

犯行の現場は、そんな神聖な神社内、しかも神社本殿で行われた。サムハラ神社の周囲にはマンションやビルが建ち並び、大阪府警第一方面本部の機動警ら隊と隣接している。

新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの人々が仕事を無くし、健康でいられるよう、コロナにかからないよう、厄除け祈願に訪れる女性参拝者が多く、「苦しみから救われたい」という女性の気持ちにつけ込んだ犯行だった。

大阪市内にある小さな神社が、にわかに脚光を浴びたのが、『御神環』というオリジナルの指輪型のお守りを授与するようになったこと。

この指輪型のお守りを肌身離さずつけていると、あらゆる災難から守ってくれると信じられている。数年前から数量限定で授与を開始したところ、SNSで取り上げられ、若い女性たちを中心に大きな話題となった。

日本全国から集まった参拝客が早朝から行列を作るほどの人気で、なかなか手に入らない指輪型のお守りをインターネットで高額転売される事態になったため、現在はお守りの授与が中止されている。

このように若い女性を中心とした、人気の高い神聖な神社で犯行が行われた。

そんなことをするようには見えなかった

準強制わいせつの疑いで逮捕された、禰宜・川端孝和容疑者(70)。川端容疑者は5年前から神職としてサムハラ神社に勤めていた。

見た目は眼鏡をかけた地味な風貌で、「そんなことをするようには見えなかった」と地元関係者は言う。

だが、川端容疑者は神社に参拝に訪れた30代女性に対し、祈祷中にわいせつ行為を及んだ。祈祷は、川端容疑者と被害女性の2人きりで行われた。

「悪いところはないか」

後ろを向かせて素手で胸を触る

川端容疑者は厄除けに訪れた女性を拝殿に招き入れ、白い短冊の『大麻』と鈴の付いた『神楽鈴』という神具を手にして祈りを唱え始めた。

しかし、突然、その神具で女性の胸やお尻をグリグリと押し始めた。それだけにとどまらず、女性に『どこか悪いところはないか』と言って後ろを向かせ、素手でも胸やお尻を触った。

祈祷を受けているものだと思い込んでいる女性は、「何かおかしい」と感じながらも、その場で抵抗することはしなかった。

しかし、不審感がぬぐえず警察に駆け込んだ。

さらに1月に入ってから、別の女性からも「神社でわいせつな行為をされた」という相談が寄せらたため、警察が急きょ逮捕に踏み切った。

警察の調べに対して川端容疑者は当初、「あくまで祈祷行為の一環で、わいせつな行為をするつもりはなかった」と、容疑を否認した。

神社では、神事で神官が女性の体を触ることはありえない。新聞やテレビで、サムハラ神社の神官によるセクハラが報道されると、SNSでは『サムハラ神社』をもじって『セクハラ神社』という不名誉なことを言われている。

SNSでの書き込み