『沈黙』の舞台!長崎・天草の「潜伏キリシタン」が世界遺産
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
世界文化遺産に登録
遠藤周作の歴史小説『沈黙』の舞台となった、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)が世界文化遺産に登録された。
「大浦天主堂」(長崎市)など登録
世界文化遺産の登録が新たに決まったのは、現存する国内最古のキリスト教会の国宝「大浦天主堂」(長崎市)など、長崎県と熊本県にある教会、キリスト教に関わる史跡、文化財、集落など12の資産から成る。
歴史小説『沈黙』の舞台
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は、遠藤周作が17世紀、江戸時代初期のキリシタン弾圧を描いた『沈黙』(ちんもく)で広く知られることになった。
作品では、弾圧の渦中に置かれたポルトガル人の司祭を通じ、神と信仰の意義を命題に描き、第2回谷崎潤一郎賞を受賞した。
仁徳天皇陵古墳も世界遺産へ
今後、政府は来年の文化遺産登録を目指し、国内最大の前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」(堺市)を含む「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」(大阪府)を推薦している。
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