世界一のLCC空港!タイ・バンコク「ドンムアン空港」&周辺観光おすすめスポット~ドンムアン空港からバンコク市内への行き方・アクセス方法 エアポートバスの行き方&帰り方
タイ・バンコク北部にある「ドンムアン空港」。格安航空会社(LCC)の発着便数が世界で最も多い空港です。「タイ・エアアジアX」と「スクート」が、成田空港と関西国際空港から直行便を運行。日本からタイへ海外旅行に出かける観光旅行者の中には、ドンムアン空港を利用する方も多いのではないでしょうか?そこで、ドンムアン空港と周辺の観光スポットをご紹介。タイ旅行の最後まで、タイらしい観光旅行を楽しみましょう。
世界トップレベルのLCC空港「ドンムアン空港」
タイ・バンコクのもう一つの空港「ドンムアン空港」
タイ・バンコクの空の玄関口といえば「スワンナプーム国際空港」。ですが、バンコクにはもう一つ空港があります。それが、「ドンムアン空港」。タイ国内線の専用空港として利用されていたのですが、最近はLCC(ローコストキャリア)の国際線が乗り入れ、LCCの発着便数ではラスベガス空港やクアラルンプール空港を上回り、今や世界トップレベルのLCC空港となっています。
第1ターミナルは「国際線」 第2ターミナルは「国内線」
ドンムアン空港は、ひとつの大きな細長い同じ建物に、「第1ターミナル」「第2ターミナル」の機能が入っています。第1ターミナルは「国際線」。第2ターミナルは「国内線」で、2015年12月にリニューアルオープンしました。
グルメ街となった第2ターミナル
専用ラウンジ「ミラクルラウンジ(MIRACLE LOUNGE)」「コーラルラウンジ(The Coral Executive Lounge)」がオープン
第2ターミナルはレストランやカフェ(4階)が増え、プライオリティパスが使える「ミラクルラウンジ(MIRACLE LOUNGE)」(4階)も新たに登場。さらに、第1ターミナルにも「コーラルラウンジ(The Coral Executive Lounge)」が24時間オープンし、それぞれ深夜や早朝にドムアン空港を出発する時でも利用することができます。
簡易ホテル「スリープボックス(sleeep box)」
第2ターミナルでは、簡易ホテルもオープン。「スリープボックス(sleeep box)」というホテルで、4階に設けられています。ボックスというのでカプセルホテルをイメージしたのですが、日本のビジネスホテルと同じようなバス・トイレ付きの個室(25部屋)で、十分な広さ。2017年8月現在の料金は、オールナイト(PM8:00~AM6:00)が1500バーツ。休憩が1時間で500バーツ(AM6:00~PM8:00)。
第2ターミナル4階のグルメ街「マジック・ガーデン(MAGIC GARDEN)」
タイ名物料理を堪能
「ドンムアン空港」で食事するなら、第2ターミナルがおすすめ。4階には、フードコート「マジック・ガーデン(MAGIC GARDEN)があり、「トムヤンクン」「カオマンガイ」「ガオパオライス」「ソムタム」「パッタイ」「クイティオ」など、タイの名物料理を楽しむことができます。
支払いはプリペイドカード方式
支払いはプリペイドカード方式。サービスカウンターで現金を支払い、そのお金の分がチャージされたカードを使い、それぞれの店舗でカードを提示します。余ったお金は当日のみ、サービスカウンターで返金が可能なのでご注意を。
2つのデザートカフェがおすすめ
Taurus Cafe(タロス・カフェ)
Yenly yours dessert(エンリー・ユアーズ・デザート)
さきほどの「マジック・ガーデン」で、デザートを楽しむのなら、「Taurus Cafe(タロス・カフェ)」「Yenly yours dessert(エンリー・ユアーズ・デザート)」がおすすめです。タロス・カフェでは、フルーツスムージーやイタリアン・ソーダーがおいしい。しかし、エンリー・ユアーズ・デザートのマンゴースムージーは絶品のおいしさ。“ゴールデンマンゴー”とも呼ばれる、タイ産で最も甘いマンゴーの品種「ナンドクマイ種」をふんだんに使い、ぜいたくなスイーツを堪能することができます。
シーロム ビレッジ レストラン(Silom Village Restaurant)
フードコートではなく、落ち着いた雰囲気で食事したい方は、「マジック・ガーデン」の隣にある「シーロム ビレッジ レストラン(Silom Village Restaurant)」がおすすめです。
さらに、隣には日本食のFUJIレストラン。
カフェや中華店も
タイのチェーンレストラン「S&P」などもあり、ゆったりとした雰囲気で食事を楽しむことができます。
安い!うまい!空港関係者用のレストランマジック・フード・ポイント(Magic Food Point)
第1ターミナル、G階(1階) マジック・フード・ポイント(Magic Food Point)
空港のレストランは割高ですが、安くておいしい空港関係者用のレストランを誰でも利用できるのがタイの良さ。第1ターミナルでは、G階(1階)に「マジック・フード・ポイント(Magic Food Point)」と呼ばれるフードコートがあり、スーパーのフードコート並みの安さ、おいしさを楽しむことができます。場所は、建物を出て駐車場を過ぎたところ(第2ターミナルと逆側)。
クーポン券式を購入
「マジック・フード・ポイント(Magic Food Point)」の支払い方法は、カウンターでクーポン券式を購入し、各店で使用。余った券はプリペイドカードと同様に返金してもらえます。
第2ターミナル2階 マジック・フード・パーク(Magic Food Park)
一方、第2ターミナルにも、「マジック・フード・パーク(Magic Food Park)」と呼ばれる空港関係者用のレストランがあります。場所は第2ターミナル2階の端(第1ターミナルと逆側)。セブンイレブンを通り過ぎたところに入り口があり、ここは穴場のフードコート。
というのも、国際線にある「マジック・フード・ポイント(Magic Food Point)」は中国人観光客で大混雑。国内線の「マジック・フード・パーク(Magic Food Park)」は比較的に空いています。
空港内のレストランと比べて、半額以下
空港関係者用のレストラン「マジック・フード・ポイント(Magic Food Point)」は、スワンナプーム国際にもありますが、空港内のレストランと比べて、半額以下。屋台でもおなじみのタイ庶民派グルメを味わうことができます。
ドンムアン空港で、タイのお土産探し ロイヤル・プロジェクト・ショップ(Royal Project Shop)
第1ターミナルの3階 ロイヤル・プロジェクト・ショップ(Royal Project Shop)
ドンムアン空港で、タイのお土産をお探しなら、「ロイヤル・プロジェクト・ショップ(Royal Project Shop)」がおすすめ。タイの王室が主導する専門店で、第1ターミナルの3階端(第2ターミナル側)にあります。「ロイヤル・プロジェクト」というのは、王族がみずからの資金を投じて、農業や工芸品などを支援・開発し、タイ国民の生活向上を進める活動のこと。タイにしかない、ワンランク上のタイ土産が見つかります。
第2ターミナルの3階にも ロイヤル・プロジェクト・ショップ(Royal Project Shop)
一方、第2ターミナルにも、「ロイヤル・プロジェクト・ショップ(Royal Project Shop)」があり、こちらの方が規模が大きく、品ぞろえも豊富です。場所は3階の端(第1ターミナルと逆側)。第1、第2ターミナルビルはつながっているので、第1ターミナルのロイヤル・プロジェクト・ショップを過ぎ、まっすぐ進むと、第2ターミナルのロイヤル・プロジェクト・ショップに行くことができます。
ショルダーやクラッチバッグ専門店「Bkk Original」
「Bkk Original」も、タイ土産におすすめです。ショルダーやクラッチバッグなどの専門店で、タイの若者を中心に人気のあるショップ。200バーツ前後で、可愛くオシャレなバッグが見つかります。ゴールド(またはブラック)のチェーンを無料で取り付けることができます。場所は、第2ターミナルビルの3階。
タイランド・ハーバル・ショップ(Thailand herbai shop)
隣には、スパ&マッサージなどのアイテムが見つかる「タイランド・ハーバル・ショップ(Thailand herbai shop)」があります。タイの伝統医療「ハーバル・ボール」を世界で初めて100%オーガニックハーブで行った店。ブランド石鹸、スキンケア、ヘアケア、アロマなどの品が見つかります。
ドンムアン空港から市内への行き方、アクセス&周辺観光スポット
ドムアン空港からバンコク市内へアクセスするには?
最後は、ドンムアン空港周辺の観光スポットをご紹介。ドムアン空港からバンコク市内へアクセスするには、写真のエアポートバスを利用すると便利です。乗り場は、第1ターミナルの「6番ゲート」付近など。
「A1」「A2」の2系統のバスがあり、どちらもBTS(モーチット駅)と地下鉄MRT(チャトゥチャックパーク駅)に行きます。料金は30バーツ。7:00~24:00まで運行。
「A2」のバスは、BTSビクトリーモニュメント駅へと行きます。
「A1」は5分間隔 「A2」は30分間隔で発車。
「5番ゲート」のシャトルバスは、スワンナプーム国際空港行きのバスなので、乗り間違えないように注意しましょう。
2017年5月から「A3」「A4」系統バスもバンコク市内へ運行開始(料金50バーツ)
A1 モーチットバスターミナル行き(約10分間隔、7:00~24:00まで運行)
A2 戦勝記念塔行き(約30分間隔、7:00~23:00)
A3 ルンピニー公園・MRTシーロム駅行き(約30分間隔、7:00~23:00)
A4 カオサン経由サナームルアン(王宮前広場)行き(約30分間隔、7:00~23:00)
バスの料金は、乗車してから徴収しに来ます。
こちらがバスの切符
バスは広々。
チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット(Jatujak Weekend Market)
世界最大級の土日限定マーケット
ドンムアン空港からエアポートバスに乗り、地下鉄MRTチャトゥチャックパーク駅から1つ目の駅が「カンペンペット駅」。2番出口を出ると、そこは「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット(Jatujak Weekend Market)」。1万5000以上の屋台が軒を連ねる、世界最大級の土日限定マーケットです。
ロイヤル・プロジェクト・ショップ(Royal Project Shop)
バンコクで最大級の店 高級食材を扱った「オートーコー市場」エリア内
MRT「カンペンペット駅」の3番出口には、本文でもご紹介した「ロイヤル・プロジェクト・ショップ(Royal Project Shop)」があり、最も規模が大きなショップ。ドライフルーツ、ジャム、ジュースをはじめ、シリントン王女開発のバス用品、ヘルスケア、アロマ、山岳民族・モン族の手づくりポーチなどが見つかります。バンコクで高級食材を扱った「オートーコー市場」と呼ばれるエリア内にあり、果物類も豊富。
バンコク市内からドンムアン空港へアクセス方法 エアポートバスの帰り方
帰りのバスは、BTSモーチット駅の3番出口
バンコク市内から、ドンムアン空港行きのエアポートバスのバス停は、BTSモーチット駅の3番出口にあります。案内板には、「A1 A2 Bus Stop to Don Mueang Airport」と表記。渋滞がなければ約15~20分で、ドンムアン空港に行くことができます。
歩道橋を渡ります。左手が、昇りのエスカレーター。左手の階段を下りれば、ドンムアン空港へ向かうエアポートバス乗り場
世界一のLCC空港「ドンムアン空港」で、最後までタイ観光旅行を満喫
世界一のLCC空港「ドンムアン空港」。空港利用の際は、ご紹介したスポットを訪ね、タイ旅行を最後まで満喫されてみてはいかがでしょうか?なお、スワンナプーム国際空港や、本文でご紹介した「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」については別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに貼り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
タイ国鉄のドンムアン駅へは徒歩1分
第1ターミナルG階(1階)には、隣接するホテル「アマリ ドン ムアン エアポート バンコク(Amari Don Muang Airport Bangkok)」へ行く連絡通路が設けられ、この途中にタイ国鉄のドンムアン駅があり、鉄道によるバンコク市内へのアクセスも可能です。
両替所は、第2ターミナル4階の銀行がお得
ドンムアン空港の両替所については、第2ターミナル4階にある銀行が、空港内の他の両替所よりもいくらかレートが良いです。
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