世界で最も可愛く、哀切な美女!北朝鮮レストラン「喜び組」核、核ミサイル、核実験、ICBM、戦争、秒読みとは別

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美しく、可愛い顔立ちながらも、どこか冷たく、しかし、微かな愁いを秘めている。猛禽のような光を宿す瞳に、胸を刺すような寂しさが感じられる。すると、美女は敏感に察知し、右手で軽く胸をかばうような仕草をし、上目遣いで私を見る。軽く目を伏せる。静かに目を伏した表情に、この女の胸の内に秘められているらしい“暗いもの”が不意に表れる。北朝鮮レストランで、そんな美女に出会った。

北朝鮮レストラン 喜び組 美女

海外で人気の北朝鮮レストラン

“美女軍団”による歌や踊り、楽器演奏のステージ

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は中国や東南アジアなど世界各国で約100店舗以上の国営レストランを展開している。外貨獲得が目的で、従業員は北朝鮮から各国へと派遣される。しかし、自由を求めて脱走する従業員も多く、このため、集団生活での相互監視や厳しい監視の下で不自由な生活を送っている。

北朝鮮の国営レストランでは、本場の朝鮮料理を味わえるほか、“美女軍団”による歌や踊り、楽器演奏のステージが楽しめるとあって、日本人や韓国人の中高年男性、地元の裕福層に人気だ。

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「喜び組」とは 北朝鮮喜び組や満足組も?セックスの奉仕?

「喜び組」というのは、北朝鮮の指導者・故金正日(キム・ジョンイル)に歌や舞踊で奉仕する女性集団で、セックスの奉仕をする「満足組」や、ダンサーや歌手などの「歌舞組」といった集団が存在し、国内から選りすぐりの美女を集めて組織されていると言われているが、実態は謎に包まれている。

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国家を代表する美女たち

北朝鮮レストランで給仕やショーを行う“美女軍団”を『喜び組』と表現する人もいるが、実際に「喜び組」のメンバーや工作員がいるわけではなく、音楽大学などを卒業した優秀な女性が、北朝鮮から派遣され、2年ほど海外のレストランに赴任する。容姿端麗で芸能に優れ、仕草や表情、気配りなどに優れた国家を代表する美女たちだ。

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休日はほとんどなし 「国家」に奉仕することが喜び

彼女たちは家庭環境や思想をチェックされる。そして、亡命する可能性がまったくない、選りすぐりの美女が集められる。休日はほとんどなく、ほぼ年中無休。自由行動もなく、絶えず集団で互いを監視しあっている。稼いだ金のほとんどは「国家」に吸い上げられる。それでも笑顔を絶やさず、「国家」に奉仕することを喜びとする美女に、不思議な癒しと魅力を感じないわけにはいかなかった。みずからの恋を証明するため、死を選んだ『曽根崎心中』の遊女「お初」のような可憐で愛くるしく、死を恐れない巡礼者のような純真さを感じるのだ。

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奇妙な安らぎ!北朝鮮レストラン

北朝鮮レストランに入る。店はシンプル。東京・神田の奥まったところに並ぶ平凡な低層階の雑居ビルといった感じだ。ハングル文字の看板が掲げられ、“親しさ”をアピールしているが、不慣れな土地で無理に微笑を浮かべる外国人のような違和感をおぼえる。

店内も非常にシンプルだ。壁には山水画のような絵が飾られている。職人が丹精に心を込めて描いたような丁寧な絵だ。ちょうどクリスマスのシーズンなので、ツリーや電飾が飾られている。華やかさを演出しているつもりだが、どこか侘しい。私はどこにも所属せず、どの派閥にも入らず、常に一人であるため、会社ではいつも攻撃に晒され続けてきた。人間関係に苦しみ続け、会社を辞める度に内部告発して全面核戦争を行っていたかつての自分自身と、世界から孤立を深める北朝鮮の姿に重なるところがあり、侘しいクリスマスの飾り付けに奇妙な安らぎを感じる。

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店内、ウエイトレスの撮影は禁止

断っておくが、店内の撮影は全面的に禁止だ。ウエイトレスを撮影することも禁止。筆者は隠し撮りしたわけでなく、ウエイトレスに撮影許可を求めて、撮影が許された。真っすぐの黒髪が美しい、優しい顔立ちの女性。初対面は互いに笑みがなかったが、なんとなく親しみを覚える。互いに何かを感じ取る。動物的な鋭い直感。「この人からは悪意が感じられない」ということをお互いに感じる。だから、撮影が許されたのだろう。後に、この女性がとても気になり、電話番号を聞くことになる。

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秋葉のメイドカフェを思い出す

そんな大きなレストランではない。給仕係りの女性は7、8人といったところ。当初、「潜入ルポ」といったノリで、この北朝鮮レストランに入った。だが、すぐに後悔する。友だちに誘われ、東京・秋葉原のメイドカフェに冷やかしで入った時、たまたま私に付き添ってくれた女の子が18歳で今まで男性と話しをしたことがなく、このメイドカフェで初めて男性と話すことができたと、にこやかに微笑んでいたことを思い出した。それは嘘ではない。私はディズニーランドでカメラマンをしていたことがあったが、人と会うことも話すこともできないが、ディズニーランドという大きなステージでは見知らぬ人とにこやかに話ができるという多くのキャストたちを知っている。なんとなく、互いに「同種」という匂いを感じる。

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セクシーなミニのチャイナドレス

ウエイトレスは全員、チマチョゴリを着ているかと思ったが、朝鮮の民族衣装「チマチョゴリ」を着ているのは一人だけで、ほかのウエイトレスはすべて丈の短いセクシーなミニのチャイナドレスを着ている。清楚で上品な愛らしさを感じる。

北朝鮮レストランの『喜び組』の女性に案内されて、テーブルへと案内される。学芸会で使うような段の低いステージが設けられ、朝鮮半島の伝統楽器「伽耶琴」(カヤグム)やドラム、電子ピアノが置かれている。

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女性は、すべて20歳~25歳

料理が運ばれ、静かに食事をする。何か用があれば『喜び組』の女性を呼ぶ。『喜び組』の女性は、すべて20歳~25歳くらい。彼女たちには必要以上の笑顔がないというだけで、歩く時の姿勢や仕草が美しく、躾が行き届き、北朝鮮国家の給仕女性に対する教育水準の高さを感じると同時に、プライドも感じる。愛想笑いはしない。初対面で親しくもない人に笑顔を向ける日本の接客の方がおかしい。そんなことを思える。

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エレガントな紳士・淑女の社交場

さりげなく店内を見まわす。混んでいるわけではない。むしろ、空いている。高級外車で乗り付けてきた裕福層の駐在中国人男性。スーツに、白いワイシャツ姿。高級官僚といったイメージを受ける。仕事を終えて、ゆっくり食事に訪れたのだろう。お得意さんとの接待としても使われている。男性だけだと思ったが、高価なアクセサリーを身に付けた裕福なご婦人の姿も見られる。「冷やかし客」というのは少なく、きりりとしたエレガントな紳士・淑女の社交場といった感じだ。

料理は、現地の相場に比べて割高。しかし、可憐で美しい女性たちの歌や踊り、ショーなどを楽しむことができるため、ニューハーフショーよりも割安感が味わえる。

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ショータイムの開始!

そして、ついにショータイムの開始。艶やかなチマチョゴリを身にまとった“喜び組”のデュエット。北朝鮮で人気の歌謡曲(日本の昭和50~60年代のようなヒットソング)を歌う。“喜び組”の澄んだ歌声が、伸びやかに清らかに広がる。

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クリスマスソングのメドレーも

きらきらと輝く可愛い振り付け。サンタの姿で、クリスマスソングのメドレー。さっきまでちょっと冷たい感じの店員さんが、いきなりアイドルスター。歌い終わると、駆け足でステージから降り、満面の笑みを浮かべて私の手を取り、「ナイスみーちゅー!」。豊かな表情に驚かされる。圧倒的な目ヂカラ。ぱあっと、世界が急に華やいだような印象を受ける。『喜び組』の世界に、一気に引き込まれる。

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チークダンスを踊る

あっけにとられていると、私の手を取り、そのまま舞台へ。一緒にチークダンスを踊る。彼女の澄んだ瞳を間近に見る。黒々とした瞳が潤んでいる。上っ面ではなく、内面から突き出した美しさ、可愛さに胸が切なくなる。

私が知る限り、北朝鮮レストランの給仕係りの女性『喜び組』は、確かに美しく、可愛いが、「驚くほどに美しい、可愛い」というわけではない。最初は、愛想がなく、冷ややかなものを感じた。しかし、見た目の美しさ、可愛さなんて、カネを出せばいくらでも作れる。彼女のことなんて、私は何一つ知らない。親や兄弟、友だち。家族と離れ、北朝鮮から外国へとやってきて、どんな想いで彼女たちは歌い、踊っているのか。彼女たちの笑顔は、心に沁みる。

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「喜び組」の多彩な才能 エレキギターも上手

デュエット。アンサンブル。歌や踊り、寸劇。ころころと目まぐるしく変わる、美人店員さん“喜び組”によるショー。チマチョゴリの艶やかな衣装から、可愛いサンタの姿。セクシーなミニのチャイナドレスで流行の歌を熱唱。「伽耶琴」を慎ましやかに弾いていたかと思うと、エレキギターやドラム、電子ピアノ、サクソフォーンといった現代的な楽器を使い、見事なまでに美しく調和に満ちたメロディーを演奏。彼女たちの多彩な才能。それよりも、お客さんに心から喜んでいただこうという彼女たちの洗練された美しさ。細かな愛情。その想いに、胸が熱くなった。

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透き通る歌声

アジアの女性は、真っすぐの黒髪が最も美しい。そんな原点を見るような思いもした。チマチョゴリの伝統芸能。自分たちの国の美しさを誇示するのではなく、ありのままの姿を見て、楽しんでいただきたいという想い。慎ましやかな彼女たちの微笑は、あまりにも可愛すぎ、切なさがこみ上げてくる。

彼女たちが歌う歌は、祖国の歌。そこに込められているのは心から国を愛する気持ち。故郷や親兄弟への想いが哀切な響き。北朝鮮の歌だけと思ったら、懐メロの「瀬戸の花嫁」「恋におちて ~Fall in love~」といった日本の歌も歌ってくれる。心のこもった彼女たちの素直な歌声を聴いていると、笑って死んでゆける気にもなる

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哀切すぎる!敵国の歌「Let It Be」を熱唱

ショータイムのラストに近くなったころ、ビートルズの大ヒット曲「Let It Be」をデュエットで歌ってくれた。素晴らしく上手。「Let It Be」は、彼女らにとっては敵国の歌。それは、ショーのための演技なのかもしれない。だが、彼女たちはこの歌が心から好きなことが感じられる。透明感にあふれる強く伸びやかな歌声。クラシックでもなく、ポップスでもない。彼女たち独自の美しさと響き。あまりにも哀切すぎる。

核、核ミサイル、核実験、ICBM発射、戦争秒読みとは別問題

北朝鮮といえば、これまで「核ミサイル」「ミサイル発射」「テポドン」「ノドン」「核」「核ミサイル」「核ミサイル発射」「ブラボー発射!」「ICBM」「火星」「金星」「木星」「天王星」「核実験」「戦争」「秒読み」といったマイナスイメージだったが、こんなに可愛いのだからまあいいかとも思えてくる。

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あなたが可愛く、美しいから見つめていました

気になっていた女性を見ていた。写真撮影を許してくれたウエイトレスだ。彼女はにこやかな笑みを浮かべて近づいてきた。私が何か注文すると思ったのだろう。テーブルに近づいてきた。

彼女を見上げる。私は正直な気持ちを言った。「すみません。あまりに美しく、可愛いので、ずっと見つめていました」。彼女は微笑んだ。気を良くした私は、彼女に電話番号を尋ねた。しかし、彼女は静かな微笑を投げかけるだけだった。

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メリークリスマス!

会計の時、私が店を出ようとすると、さきほどの女性が近づいてきて、私にカードを渡した。クリスマスツリーの絵が描かれた小さなカード。そこには彼女の名前と連絡先が書かれていた。

「メリー・クリスマス!」と、彼女は優しい笑みを浮かべた。

日本に核ミサイルが落ちても、おれは知らん

外交がへたくそ

聖徳太子を見習った方がいい

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