AV女優の妊娠は、子供を不幸にするのか

AV女優の妊娠は、子供を不幸にするのか

元AV女優、蒼井そら(35)が妊娠を公表

元AV女優で、中国で人気のタレント、蒼井そら(35)がブログで妊娠したことを公表した。「AV女優が子供を作るなんて子どもがかわいそう」という批判があることも承知のうえで妊娠。「子供がにいじめにあうそういう確率は高い」と思いながらも、子供は欲しいと思ったそうだ。

幸せにするかどうかは周りの環境

子どもを幸せにするかどうかは周りの環境であり、自分の両親がAV女優であることを一度も否定せず、ひとりの人間として応援してくれ、結婚にも喜んでくれたことに感謝していることも告げている。

もし自分の母親がAV女優だったら

自分の母親がAV女優だったら。私は嫌だと思う。特に息子(男)だったら、ものすごく嫌だと思う。

母親のことが好きであれば、なおさら苦しむと思う。「蒼井そら」で検索すると、さまざまなセックスシーンが出てくる。これらの画像は永久に消えることはない。

見て楽しむセックス

売春、風俗というものは昔からあった。だが、それらは人の目には見えないところで性行為が行われていた。

1980年代にビデオが一般家庭に普及し、AV女優という新たな風俗が生まれた。今ではインターネットで誰でも気軽に、AV女優の強烈にハードなセックスシーンを見ることができる。実際にセックスはできないが、見て楽しむセックス。

「大人」だから言えること

蒼井そらは、「自分の両親がAV女優であることを一度も否定せず、ひとりの人間として応援してくれた」と語るが、それは自分の両親はいろいろな試練を乗り越えた「大人」だから言えることだ。

子どもは苦しみ続ける

まだ幼い自分の子ども。小学生や中学生、高校生、大学生になっても、おそらく蒼井そらの子ども(特に息子であれば)は苦しみ続けるだろう。

母親のことを受け入れられる日

やがて自分自身もお金で女を買い、AV女優や風俗嬢とセックスして、性の深さ、愛情の深淵に触れ、30代、40代、50代となって、ようやく自分の母親のことを受け入れられる日が来ると思う。

「自分の両親がAV女優であることを一度も否定せず、ひとりの人間として応援してくれた」のと同じように。

欠けている視点

ただ、思うのは蒼井そらが大阪の飛田新地で働いていたのも、AV女優になったのも、「お金」のためだ。もし、時給850円で残業代も休日出勤代も支払われず、月給が20万円という上限があっても、飛田新地で働き、AV女優として活動していたかどうか。

多くの人たちは

私は放送局で月に600時間以上働き、まったく休みはなく、一般社員以上の仕事をして、いい番組を作ってもアルバイトだから月収が19万円だった。残業代や休日出勤代を求めて労働基準局に行ったが、彼らはまったくの無能で無力だった。そして、多くの人たちは、これと同じような状況にいる。

セックスボランティア

世の中には、性の機会が得られない障害者に、セックスを奉仕する「セックスボランティア」が存在する。