ディープ観光スポット!タイスラム&ベトナム、大阪西成・新世界の旅
タイ・ベトナムのスラムよりも安全
芸能人出身者も美女も多い!
建物にカメラを向けるだけで、「しばくぞっ、こらッ!」と怒鳴られる大阪市西成区「あいりん地区」。西成は、「日本最後の遊郭街(飛田新地)」「危険」「治安が悪い」「ホームレス」といった印象を受けますが、ベトナムの風俗街「ドーソン」よりもずっと安全な街です。西成「あいりん地区」は、タイ・バンコクの超ディープな「クロントゥーイ地区」よりも遥かに美しく、飛田遊郭街の女性の方々は、バンコクの美しいコヨーテ(超美人ダンサー)のようにバッグにピストルを入れていません。危険と言われながらも、芸能人出身者が多く、意外にも美女が多い西成区。格安ホテルが多く、今や外国人観光客の観光スポットにもなっています。そんな西成を歩いてみませんか?
今宮戎駅
西成のディープ観光スポットを巡る街歩き。出発は、南海電車の「今宮戎駅(いまみやえびすえき)」から始めましょう。ちなみに、赤井英和(元プロボクサー・俳優)、豊川悦司(俳優)、やしきたかじん(歌手・タレント)、香川伸行(野球解説者、タレント) 、柏原芳恵(歌手)らが大阪・西成の出身。
大阪の難波で最大のターミナル駅、南海電車「なんば駅」からひとつ目に当たるのが「今宮戎駅」。
“えべっさん”で知られる今宮戎神社の最寄り駅ですが、南海本線部分にホームは無く、高野線の各駅停車しか止まらない、大阪の繁華街の近くにあるとは思えない秘境感たっぷりの駅です。
「今宮戎駅」は、鉄道ファンの間から撮影スポットとして知られる駅。「新今宮駅」とは駅間距離が約500メートルしか離れておらず、新今宮駅から真っすぐ向かってくる電車は可愛くてたまらなく魅力的。
おれには、その感覚がよくわからない。
木津卸売市場
「今宮戎駅」は、意外にも「木津卸売市場」に近く、卸売市場ならではの新鮮素材を手に入れることができます。毎月第2土曜日と最終土曜日には、「朝市」を開催(9:00~12:00)しています。
今宮戎神社
「今宮戎駅」からスグ近くにある観光スポットが「今宮戎神社」。商売繁盛の神様が祀られ、毎年1月9日から11日にかけて十日戎(とおかえびす)が行われます。
えべっさんの名物といえば、「福むすめ」。十日戎で、福を呼び込む美しい娘さんが「福むすめ」。清楚な千早姿に、金色の烏帽子を付けてご奉仕します。
大阪・今宮戎の「福むすめ」vs チェンマイの踊り子「タイむすめ」は超カワイイ!
通天閣
「今宮戎駅」から、大阪・新世界の観光名所「通天閣」(浪速区)は意外に近く、250メートルほど歩けば通天閣が見えてくる。
古びた商店街を見下ろすように通天閣がそびえ、大阪らしい風情が感じられます。
現在の通天閣は2代目。初代の通天閣は1912年に建てられ、パリの凱旋門にエッフェル塔の上半分を乗せたようなデザイン。
ニューヨークのコニーアイランドに1903に開業したコニーアイランド・ルナパークを参考にして造られた遊園地「新世界ルナパーク」と、初代通天閣は「ロープ・ウエイ」で結ばれていた。その後、太平洋戦争中の1943年に解体。
現在の2代目通天閣は、1956年に完成。映画「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」「(秘)色情めす市場」にも登場した。
最近では、通天閣の脚部上部にあるエントランス天井に、初代通天閣で描かれていた天井画が復元。しかし、ほとんどの観光客はまったく気づかないし、特に興味も持っていない。
ガチャの穴場
通天閣で最も特筆すべき観光スポットが「ガチャの穴場」。
「エロすぎるガチャ、ガチャ」もあり、「たった500円で人生最高のゲスい笑顔が生まれる」という。
新世界市場
「新世界市場」も、観光スポット。
「ご近所の女のカラダを知り尽くしている男」
「ねぇ、奥さん。本当は、Mなんでしょ」というポスター。
特に説明のいらない、不思議な観光スポット。
通天閣
「新世界市場」を抜けると、通天閣がすぐ目の前に。
やがて見えてくるのはド派手な駐車場。
キティーちゃんの駐車場と、派手な店の看板。
ロマンポルノ映画
通天閣の界隈では、ロマンポルノ映画も上映中。
大衆演劇場
こちらは「大衆演劇場」。真下に居酒屋があるが、入り口は隣にある「シアター朝日」。
残念石
続いて、通天閣のパワースポット。ひとつ目が「残念石」。
豊臣秀吉が大坂城を築城していた時代。大坂城の石垣に選ばれておきながら、取り残されたため、「残念石」と名づけられた石です。
「大願成就の石」とされているが、これもまったく無視されている。
王将碑
もう一つのパワースポットが「王将碑」。
「ギョウザの王将」の発祥地と思ったら、そうではなく、
将棋の鬼才として活躍した阪田三吉の顕彰碑。
勝負祈願のパワースポット。
「餃子の王将」は、京都市山科区に本社を置くフードサービス。
立ち食い蕎麦屋
通天閣のスグ近くにある立ち食い蕎麦屋。170円から。
日劇ストリート
新世界の超穴場の観光スポットが「日劇ストリート」。
激安の串カツ店などが入居。
昭和レトロが漂うトンネル。
新世界国際劇場
新世界の観光スポットが「新世界国際劇場」
女衣子さんが集まる大阪の映画館として知られている。
2階が「新世界国際劇場」
地下が、ポルノ映画を上映している「新世界国際地下」
アダルトビデオ(AV)や、インターネットのエロ動画の普及で、映画館で上映しているロマンポルノを知らない若い世代が増え、若い女子を中心にカメラ撮影のスポット。その中を恥ずかしそうにうつむいて入るおじさんたち。
昔は、逆だった。
おじさんたちが堂々と、ポルノ映画館に入り、若い日本人女性は恥ずかし気にうつむき、小走りに立ち去ったものだ。
ポルノ映画、アダルトビデオを見て、顔を真っ赤にする女性は現在、私が知る限り、タイ北部の街チェンマイと、ベトナムの女しか知らない。
通天閣界隈
通天閣の界隈は、とても賑やか。
串カツ、居酒屋、ふぐ料理、ホルモン鍋、どて焼き、寿司、ビーフヘレカツサンド、ソースホルモン、ホルモンうどん、あのな巻、あのね巻、湯豆腐、八宝菜、玉ねぎおでん、かに玉焼き飯、うそ焼き、といった意味不明の料理も食べられる。
スパワールド世界の大温泉
世界の温泉が楽しめる癒しのテーマパーク「スパワールド世界の大温泉」があるのは、浪速区。世界各国の浴場を配置した温泉や、温水プール、岩盤浴、エステも楽しむことができる。宿泊施設もあり、外国人観光客の利用者も多い。
大阪国技館跡
「スパワールド世界の大温泉」の前にあるのが、「大阪国技館跡」。大阪相撲を楽しむことができた場所です。
しかし、注目は、この後ろに見える廃墟。
“首吊り廃墟” 心霊スポット
“首吊り廃墟”で知られ、絶対に行ってはいけない心霊スポット。
火事で焼けただれたビルの残骸が今も放置されています。
スパワールドの観客が撮影した写真に、廃ビルに写る人影らしきモノを発見。警察に通報し、現場を捜査すると、白骨死体が見つかりました。首吊り自殺者の死体でした。
その後も、同じ場所で2度も首吊り自殺者の死体が見つかり、呪われた廃墟ビルと言われています。
所有者が不明なので、解体されず、今も放置されたままに。
ジャンジャン横丁
さて、続いては新世界の「ジャンジャン横丁」。これも浪速区。
「飛田遊郭」(後ほどご紹介)と新世界をつなぐ花道として造られた歴史を持ちます。
昭和初めに、三味線の音がじゃんじゃん鳴り響いていたことから、「ジャンジャン横丁」と呼ばれることに。
ニャンニャン横丁 も
今では、「ニャンニャン横丁」も。
外国人観光客などを呼び込むため、昔ながらの飲み屋や射的の店が建ち並び、カメラを向ける外国人が多い。 50円のテレビゲーム。将棋倶楽部は昔ながらの光景。
千成屋珈琲(せんなりやコーヒー)店
「ジャンジャン横丁」にある喫茶店が「千成屋珈琲(せんなりやコーヒー)店」。“ミックスジュース発祥の店”として知られています。
3代目店主の体調不良でいったん店を閉じたが、2017年5月29日に復活。もともとは1948年創業の果物店で、売れ残った果物がもったいないと発案したのがミックスジュース。これが人気を呼び、大阪伝統の味に。
動物園前一番商店街
さて、「ジャンジャン横丁」を抜けると、一気に寂れた雰囲気に。不気味さが漂う商店街が「動物園前一番商店街」。
「飛田本通商店街(とびたほんどおりしょうてんがい)」とも呼ばれ、愛称が「動物園前一番街・二番街」。
飛田新地
大阪で唯一、合法的にセックスできる風俗店、「飛田新地」があるのは大阪市西成区の山王3丁目界隈。
もともとは、1916年(大正5年)に「飛田遊郭」として開業し、日本最大級の遊廓(赤線地帯)と言われた。新世界からジャンジャン横丁、さらに奥にあるのが飛田遊郭街。当時は歓楽街として賑わいを見せ、自然発生的に商店が増え、商店街を形成するようになった。
「飛田本通商店街」は、大阪市西成区太子と、同区山王の境目を通るアーケード商店街。かつて、南海本線の天下茶屋駅から、天王寺駅を結んでいた「南海天王寺支線」があり、この線路跡から北側が「動物園前一番街」。南側が「動物園前二番街」。
南海天王寺支線
ここが「南海天王寺支線」跡地。1993年に廃止され、公園として整備されたが、フェンスで覆われている。
クロントゥーイ地区
ここを見ていると、バンコクのスラム街「クロントゥーイ地区」を通る線路を思い出す。
この街で、美しすぎるセクシーな美女、コヨーテと同棲していた。
線路上で作業をする作業員。この鉄道は廃線ではなく、ちゃんと現役で営業している。
電車が近づいてくると、「しょうがねえなあ」と言って、作業員たちは電車に線路を譲る。
ホント、電車は大迷惑。ちゃんと道路を走れ
山王市場通商店街 新開筋商店街
西成を「飛田本通商店街」は、途中から「山王市場通商店街」「新開筋商店街」と交差し、飛田新地のメインゲート跡(大門)付近で、「飛田本通新栄会」という名称に変わる。
通天閣を中心とする新世界は、小ぎれいに整備され、今や中国、韓国、台湾、香港など、アジア系の外国人観光客が多く集まる人気観光スポット。陰険だった過去のイメージを脱却し、明るい楽しい雰囲気が見られるが、「飛田本通商店街」はまったく昔と変わらず、不気味で暗く、重苦しい空気に包まれている。
ここだけは変わらない。なぜだ。 おぞましい霊気の水脈が流れている。
私はかつて霊感の強い女性と付き合っていた。霊能力が多少感化され、その場所から発せられる怨霊を感じ取ることができる。
西成は、「危険」「治安が悪い」といった暗いイメージがあるが、それはここに深く籠っている怨霊めいた負のパワーがあるからだ。
大阪市西成区太子
大阪市西成区の太子(たいし)。
西成区の北部に位置し、かつては日雇い労働者の簡易宿泊所(近年は外国人バックパッカーの宿泊地)が集まる「あいりん地区」の東部にあたる。
ここは、かつての墓地であり、刑場だ。
戦国武将、真田幸村が突撃し、あと一歩のところで家康を追い詰めながら討ち死にし、大坂城は落城。豊臣秀頼は、母親の淀君とともに自決した「大坂夏の陣」。
その後、区画整理が行われ、“大坂七墓”と呼ばれる7カ所の墓地が設けられた。その一つが「鳶田墓地」で、現在の大阪市西成区の太子に置かれた。鳶田墓地だけでなく、刑場も設けられた。
無縁仏を埋葬した広大な墓地が広がり、荒涼とした暗く、悲しい場所。鳶田墓地には、「太子地蔵尊」と呼ばれる地蔵があり、「太子」の地名の由来となっている。
近松門左衛門碑・猫塚
鳶田墓地や、刑場の怨念を一番強く感じるのは、この「近松門左衛門碑・猫塚」。
「動物園前二番街」にあるスーパー玉手の裏手。木造家屋の住宅に囲まれた「松乃木大明神」があり、小さな敷地に「近松門左衛門碑・猫塚」がある。
近松門左衛門は、「曽根崎心中」で知られる浄瑠璃作者。近松門左衛門を顕彰した碑の隣には、猫塚がある。三味線のために殺害された多くの猫を供養するために建てられた塚だ。
猫の怨念ばかりでなく、もっと深い怨霊。行きたくない場所だが、なぜかここに魅せられる。何かに呼ばれている。
霊気の水脈が、ここに集まってきている。
強い霊気を感じる。ごうごうと霊の水脈が音を立てて流れている。
供養して欲しいのか。
何か聞いて欲しいことがあるのか。
重苦しい夢を見て、目覚めるように
いつもこの塚に来て、これ以上、先に進めなくなる。
何かの手がかりが、ここで、ぷつんと切れるのだ。
なぜだ。
寂れた商店街にそって集まってきた霊気の水脈がここに集まり、暗い深い穴へと吸い込まれて行っている。
すっと、音もなく。
いったい、何があるのだ。
この先に。この下に。深く地中へと消えてゆく霊流。
白い神経の絡まりが見える。
こいつも、それが見えている。
山王市場通商店街 新開筋商店街
「飛田本通商店街」と交差する「山王市場通商店街」も、「新開筋商店街」も重苦しい。
飛田新地の大門
飛田新地の門跡(大門)では、今でも夕暮れになると、ちょうちんに明かりが灯されることもある。
日本最後の遊郭街、飛田新地
日本最後の遊郭街、飛田新地――
もしかしたら、おれは昔死んだ遊女の生まれ変わりなのかもしれない。
この塀から右が、飛田新地。すぐ右側は低地となっていて、古い小さな木造旅館がぎっしり並ぶ。左側は再開発ビルで建てられた阿倍野のマンション。かつては木造住宅が密集する地区で、風情が感じられた。今のクロントゥーイのスラム街と同じように。
バンコクも古い街並みは強制的に撤去され、新しいビルが建ち並んでいる。
明治時代に、難波にあった遊郭街が火事で焼け、阿倍野墓地の低地に広がる一帯に代替地を求め、1916年(大正5年)に築かれたのが飛田遊郭街。昭和初期には、200軒を超える風俗店舗が並び、戦災を免れた稀有な遊郭街である。
1958年に売春防止法が施行され、飛田遊郭街は廃止。料亭街「飛田料亭組合」として存続することになった。現在も昔ながらの遊郭建築が残り、大正建築の面影を残す貴重な文化財。
表向きは料亭だが、料亭内では“客と中居の自由恋愛”という形で、売春防止法を逃れている。
かつて飛田料理組合の顧問弁護士を務めていた元大阪市長の橋本徹氏は、「飛田では売春が行われている」との記者の質問に対し、「違法なことであれば、捜査機関が行って逮捕されます。以上です」と回答。飛田新地で行われていることに違法性がないことを強調している。
巨大な遊郭街では、どこでもそうだが、遊女たちが逃げないように高い壁で遊郭街を囲んでいた。
飛田新地は1945年(昭和20年)の大阪大空襲で一部が焼失したが、大門は生き残り、今も当時の面影をとどめている。同じ遊郭街で西区にあった松島遊郭は空襲で全焼。遊郭街を取り囲む高い壁があったために、多くの女性が逃げることができず、無残に焼け死んだ。
心霊現象?ベルリンの壁!人骨の仏像~大阪ミステリースポット4選
鯛よし百番
料亭として営業している飛田新地の「鯛よし百番」。大正時代に遊郭として建てられた建物は、2000年に国の登録有形文化財として登録された。
時代の流れだろう。飛田新地は変わった。かつては、プロの女性が客の相手を務めていた。アダルトビデオにしても、限られた女性しか出演しなかった。
飛田新地では、「なんでこんな子が?」と思えるほど可愛い女性が料亭の入り口に座り、にっこり微笑みかけている。
「目と目が合って、瞬時に恋愛」。それが、飛田新地のコンセプトだが、そんなことってごく普通にある。
一時は、客の数は減ったが、昼間から多くの男たちが歩いている。外国人観光客、それも女性の姿も目立つ。かつては、女性がここを訪れたら、厳しい目に晒された。しかし、今はそんな雰囲気はない。
飛田新地の女の子は、プロではなく、素人としか思えない子が多い。セックスよりも、コスプレに興味があって、可愛いこと、美しいことに興味を持つ、ごく普通の女の子たちだ。
女性を買いに来ている男たちは、グループで訪れ、気に入った女の子と出会い、別れ際に棒付きの飴をもらい、それを本当にうれしそうな、幸せそうな顔で舐めている。
ディズニーランドで楽しそうにしている人と、まったく同じ顔だ。
娼婦たち
ベトナムやタイの娼婦たちを思い出す。
私は彼女たちと一緒に暮らし、一緒に食事して、
食事を作ったり、
病気になったら病院にまで連れて行ってあげたりもした。
店の男は、女の子が病気になっても知らん顔だ。
普段は甘い顔して、ええカッコして、しかし、いざ本当に困った時は、知らん顔だ。
女の子同士で助け合っている。
おれには、それがとても気の毒なことに見えた。
客や恋人、夫を越えて、お父さんにもなっていた。
一緒にハンモックで眠り、長い髪を優しく撫でてあげた。
逃げよう。
逃げる?
どこへ?
私たちはどこにも行くところなんてないのよ。
この世の
どこにも行く場所がなくなったら、
西成の旅は、どこにも行かない。
なぜか、はっとするような美女と出会う、大阪市西成区
想い出したよ。
もはや、私も行くところはないのだ。
あの子たちのもとへ帰ろう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません