「タロージロー」の南極大陸で南極物語！南極で海外移住する
「タロージロー」の南極大陸で南極物語！南極で海外移住する
映画「南極大陸」で有名になったタロー、ジロー
日本から14000km離れた「南極大陸」。高倉健主演の映画『南極物語』では、南極大陸に残された兄弟犬タロとジロと越冬隊員が1年後に再会する実話をもとに創作されました。
タロとジロは、日本による初期の南極地域観測隊に同行した樺太犬の兄弟。南極に取り残されながら生存し、1年後に救出されたことで有名になりました。
南極の氷がとけたらどうなる？
「南極の氷が全部とけたらどうなる」「ナチス・ドイツのUFO基地がある」「ピラミッドがある」「実はアトランティス大陸だった」などと話題の南極大陸。ちなみに、南極の氷が溶けると、氷の重さで沈んでいた大陸が浮き上がります。氷が溶けたことで、海面が40〜70ｍ上昇し、地球上の多くの平地は水没すると考えられています。
2002年5月には、南極の大きいラーセン棚氷が崩落。地球温暖化の影響ではないかと考えられています。
南極大陸に移住する
文明から遠く離れた極寒の南極大陸ですが、一般人が居住できるエリアがあります。南極圏にあるキングジョージ島では、チリ空軍が管理する基地内にビジャ・ラス・エストレージャスという小さな町があり、般人も住むことができる居住区があります。人口は季節によって変動し、最大で約100人。
住民の多くは、軍の関係者や科学者ですが、家族を連れて何年にもわたって長期滞在することも認められているため、子供が通う小学校があり、郵便局や銀行など、氷の上には生活に必要な施設が備えられています。
しかし、問題なのは、近くには病院がないこと。基地には数人の医師はいますが、専門の外科医ではありません。
最寄りの病院までは、約1000キロの距離。このため、南極に居住するには、「妊娠」を避けるよう求められ、南極に引っ越しするには、引っ越し前に必ず虫垂を切除するという規則があります。
また、ペンギンなど野生動物への病気の感染などを防ぐため、犬を飼うことなども禁止するなど、ほかの地域や国では見られない、厳しい規則が定められています。
ミニスカートで外は歩けない
ちなみに、南極では、寒い時にはマイナス70度にもなる極寒の世界。カザフスタンの首都アスタナで、気温マイナス40度の中をミニスカートで出かけた若い女性がいますが、ひどい凍傷となり、家に帰ってからも脚の症状が治まりませんでした。ミニスカートが好きな方は南極に移住しない方が良いでしょう。
おしゃれなブティックホテルや美術館のような施設も
最低気温が、マイナス70度で、最大瞬間風速は、毎時100マイル（約160キロ）にもなる南極大陸。
最近では建築技術が向上し、南極の観測基地には、まるでおしゃれなブティックホテルや美術館のようなが施設が建ち並んでいます。
南極の氷が溶ける前に、温泉を掘り起こし、露天風呂などもあると良いですね。
