関西の最強パワースポット!厄除け恋愛金運アップの神社&寺7選(京都、大阪、奈良、神戸)

関西の最強パワースポット!

厄除け、恋愛、金運、健康、仕事運アップの神社&寺7選(京都、大阪、奈良、神戸)

日本国の発祥地とされる関西には、戦乱や大震災、疫病に見舞われても約1300年も続けられてきた、奈良・東大寺二月堂の「お水取り(修二会)」など、数多くの日本人を救い、励まし、見守ってきた重要な文化や神社仏閣がたくさん。

京都・祇園の八坂神社では、新型コロナウイルス感染症の終息を願い、疫病をはらうとされる茅(ち)の輪が登場。参拝者らが次々と、茅の輪をくぐり、無病息災を祈っています。疫病が流行した平安時代では、陰陽師の安倍晴明が活躍し、多くの日本人を勇気づけました。
そこで、最強のパワースポットランキングでも人気の高い、関西(京都、大阪、奈良、神戸)の有名な厄除け神社と寺院をご紹介。縁結びや恋愛成就、金運、健康、仕事運にもご利益があるので、ご参拝されてはいかがでしょうか?

※新型コロナウイルスは、濃厚接触(ヒトからヒトへの感染)などが原因で感染することが確認されています。旅行は、延期・中止も含めて総合的に判断し、お出かけの際は感染予防に努め、散策しながらパワースポットめぐりを楽しみましょう。

また、新型コロナウイルスなどの感染予防や拡散防止のため、封鎖されている場所(住吉大社の五大石など)もあるので、最新の情報は公式ホームページなどで事前チェックされることをおすすめします。

【京都】晴明神社

【陰陽師、安倍晴明】

異常気象や疫病の流行が、毎年のように繰り返されてきた平安時代。多くの日本人が疑心暗鬼に陥るなか、平安時代に大活躍したのが、陰陽師の安倍晴明。日本の歴史上、トップクラスの呪術師です。超能力を駆使し、妖怪や悪霊を退治。映画やアニメでは、平安京の闇に立ち向かう、スーパーヒーローとして描かれることが多いです。

【祭神は、安倍晴明】

安倍晴明をお祀りする神社が、京都の「晴明神社」(京都市上京区)。一条戻橋のたもと(北西)にあった晴明の屋敷跡に建ち、境内には金色に輝く神紋の「晴明桔梗(五芒星)」が数多く見られ、最強のパワースポットとして人気がある有名な神社です。

【晴明神社のご利益】


晴明神社は、「魔除け」「厄除け」の神社。五芒星は、宇宙のパワーを引き込み、邪悪なものを封印し、撃退するパワーを持つとされています。「晴明桔梗」は、「五芒星」とも呼ばれ、陰陽道に使われる祈祷呪符のひとつ。

【羽生結弦選手ファンの聖地】

フィギュアスケーターの羽生結弦選手が、安倍晴明をテーマにしたプログラム「SEIMEI」を演じ、ソチ・平昌のオリンピック2連覇(金メダル)を達成したことでも知られています。ケガで苦しめられた、羽生結弦選手は晴明神社に2度も訪問。その時に奉納した絵馬が見られるとあって、羽生選手ファンの聖地にもなっています。

【晴明神社へのアクセス】

晴明神社へのアクセス・行き方は、 京都市営地下鉄「今出川駅」がおすすめ。京都市内の道路は混雑しているので、バスは時間がかかります。地下鉄の駅から約12分歩きますが、電車の方が早くて便利です。

【晴明神社の参拝時間・料金・駐車場】

晴明神社の参拝時間は9:00~17:30(無休)。参拝料金は無料。御朱印の授与時間は9:00~17:30。駐車場は、晴明神社の南隣にある駐車場(コインパーキング)が便利。

【厄除桃】

晴明神社で訪れたいパワースポットは、本殿(拝殿)前の「厄除桃」。桃は魔除けの力があるとされ、厄除桃を撫でることで、魔を祓うとされています。また、本殿前の樹齢約300年の「ご神木」にも強力なパワーがあるので、ぜひ触れてみましょう。

【晴明井】

井戸の「晴明井」は、晴明の霊力で湧き出た井戸とされ、悪病難病が治るとされています。晴明公に祈れば、さまざまな病気やケガが治り、災いから身を守ってくれると、語り継がれています。スマホの待ち受け画面にすると、運気・運勢がアップするそう。

水の湧き出るところは、その歳の恵方を向き、吉祥の水が得られるとされています。恵方は毎年変わり、立春の日に向きを変えます。

【旧一條戻橋】

晴明神社には、「旧一條戻橋」や「一の鳥居」「安倍晴明公像」「式神石像」「五芒星の絵馬」といった見どころもあります。

写真は、安倍晴明が式神を隠していたとされる、旧一條戻橋。今も晴明神社の近くには、一條戻橋が架かっていますが、新しい橋に架け替えられることになり、旧一條戻橋の一部が晴明神社に移されました。昔の風情を感じることができます。

【式神】


旧一條戻橋の隣には、式神の石像が置かれています。式神とは、陰陽師が使う精霊のこと。人の目には見えません。もともと、安倍晴明の屋敷に住んでいましたが、奥さまが怖がったので、晴明は一條戻橋の下に封じ込めたとされています。

【お守り、御朱印】

おすすめのお守りは、羽生結弦選手も愛用している、「みずかがみ守」。陰陽道では、黒色(水)の桔梗印を身に付けることで、集中力が向上し、災除け・厄除けにもなるそう。

【宮司さんの占い】

晴明神社では、宮司さんが人生相談として占いをしてくれます。時間は月曜日~土曜日の9時~16時(電話で要確認)。料金は3000円~5000円(要確認)。予約なし。当日受け付け、先着順。

<基本情報>
住所:京都府京都市上京区晴明町806
アクセス:市バス「一条戻橋・晴明神社前」すぐ、京都市営地下鉄「今出川駅」から徒歩約12分
参拝時間:9:00~17:30
参拝料金:無料、境内自由

【京都】八坂神社

【桜の名所】

“祇園さん”で親しまれている、京都の「八坂神社」。日本三大祭りのひとつ、「祇園祭(7月1日~31日)」は八坂神社のお祭りです。桜の名所、円山公園にも近く、知恩院や南禅寺、平安神宮、清水寺など、有名寺院が集まる東山エリアに位置しています。

【祇園祭の起源】

祇園祭は、「祇園御霊会(ごりょうえ)」とも呼ばれ、疫病を封じ込め、無病息災を祈願するためのお祭り。貞観11年(869年)に京の都をはじめ、日本各地で疫病が流行。この危機を乗り越えるため、平安京の庭園(神泉苑)に66本の鉾(当時の国の数)を立て、祇園の神を祀り、神輿(みこし)を送って、災厄の封じ込めを祈願。すると、疫病が収束しました。これが、祇園祭の起源とされています。

新型コロナウイルス感染症が世界各国で猛威を振るう、2020年。日本国内でも感染者数が増加し、死者が出ています。八坂神社では、感染症の終息を願い、疫病をはらうとされる茅(ち)の輪が登場し、参拝者らが茅の輪をくぐり、無病息災を祈っています。

「茅の輪くぐり」とは、茅で編んだ輪をくぐり、心身を清めて厄災を払い、無病息災を祈願するもの。八坂神社の祭神、素戔鳴尊(スサノオノミコト)の日本神話に起源があるとされています。通常は、祇園祭が行われる夏に設けられますが、新型コロナウイルス感染症の退散を願い、2020年3月に設置されました。

【八坂神社のアクセス】

八坂神社へのアクセス・行き方は、京阪電車「祇園四条駅」から徒歩約5分、阪急電車「京都河原町駅」から徒歩約8分。八坂神社のすぐ前に、バス停の「祇園」がありますが、JR京都駅からバスでアクセスすればかなり時間がかかります。電車の駅から徒歩がおすすめ。

【八坂神社の参拝時間、御朱印】

八坂神社は、24時間いつでも参拝できて、参拝料金は無料。京都の多くの神社や寺院は17時以降は閉門しますが、京都市中心部で夜間も参拝できる珍しい神社です。ただし、御朱印が手書きで拝受できる時間は9:00~16:00。お守りの授与時間は9:00~17:00。

【八坂神社の駐車場】

八坂神社には、境内南側の常磐新殿前に専用駐車場(約40台)があるほか、八坂神社の北西部に「京都市営円山地下駐車場(約130台)」や、周辺にはコインパーキングもあります。

【青龍が棲む池】

八坂神社には、本殿の地中深くに大きな池(井戸)があり、青龍が棲んでいるという言い伝えがあります。平安京は、陰陽道の風水思想をもとにつくられた都市。盆地の京都は、東西南北を守護する、4つの聖獣「四神」に囲まれています。

【京都五社めぐり】

四神のうち、東山の地を守護するのが「青龍」。ここに八坂神社が鎮座しています。ちなみに四神は、北(玄武)が上賀茂神社、東(青龍)が八坂神社、南(朱雀)が城南宮、西(白虎)が松尾大社。さらに、京の中央を守護する、平安神宮の五つの神社を巡り、御朱印を集める「京都五社めぐり」も人気があります。

【八坂神社の祭神】

八坂神社は、素戔鳴尊(スサノオノミコト)、櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、八柱御子神(ヤハシラノミコガミ) を祀っています。スサノオは、邪悪なヤマタノオロチを退治し、クシイナダヒメを救い、地上に平和をもたらした神様です。

【龍穴のパワースポット】

青々とした水をたたえる池に鎮座すると言われている八坂神社。池は龍穴のことで、大地のエネルギースポット。山から龍穴への流れが「龍脈」で、風水では運気(龍脈)が集まる場所が龍穴。よい気が集まるとされています。
ちなみに、富士山からの龍脈のパワーが集まる場所(龍穴)が、東京の皇居とされています。伊勢神宮や唐招提寺、日光東照宮なども、龍穴とされています。

【八坂神社のご利益、お守り、御朱印】

龍穴のパワースポット、八坂神社。神社の湧き水で清め、御神前に供えられた「青龍石」はお守りとして人気。また、御朱印の「青龍朱印」もおすすめ。また、八坂神社は厄除けだけでなく、美容と縁結び・恋愛成就のパワースポットとして女子にも人気があります。

【美徳、恋愛成就】

おすすめは、八坂神社の境内にある末社「美御前(うつくしごぜん)社」。霊験あらたかな水が湧き出ていて、この水を肌につけると、身も心も美しくなれるとされています。神水を通して、心身を清浄し、美徳成就、恋愛成就、運気・運勢アップを祈願しましょう。

【舞妓さんも訪れる、美のパワースポット】

舞妓さんや芸妓さん、芸能人や女優、モデル、美容・理容業界の人々、全国の女性たちが参拝に訪れるパワースポット。八坂神社の「美御前社」には、美人の誉れ高き、「宗像三女神(むなかたさんじょしん)」がお祀りされています。

宗像三女神は、「多紀理毘売命(たきりびめのみこと)」「多岐都比売命(たぎつひめのみこと)」「市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)」。天孫降臨の時に、その道中の安全を守護するようにと天照大御神から命じられたことから、航海の安全や交通安全を祈願する神様として信仰されています。

【美貌の女神】

宗像三女神のうち、特に際立つ美人の神が、市杵島比売命。神仏が集合していた時代には七福神の弁財天と同じ神として崇められ、さらに美貌の女神とされる吉祥天とも重ねられ、財福や芸能、美貌の神様として信仰されています。

【縁結び・恋愛成就】

八坂神社の敷地には「大国主(おおくにぬし)社」があり、縁結び・恋愛成就のパワースポット。「大国主神(おおくにぬしのかみ)」といえば、島根県の出雲大社(いずもおおやしろ)と、奈良県の大神神社(おおみわじんじゃ)の祭神。因幡の白兎を助けた、優しい神様です。七福神の大黒様と重ねられ、“福の神”“縁結びの神”として親しまれています。

<基本情報>
住所:京都府京都市東山区祇園町北側625
アクセス:京阪電車「祇園四条駅」から徒歩約7分、市バス「祇園」すぐ
参拝時間:24時間参拝可能
料金:境内自由

【京都】伏見稲荷大社

【伏見稲荷大社の千本鳥居】

“お稲荷さん”で親しまれる、京都の伏見稲荷大社。最大の見どころは、千本鳥居。京都駅からJR奈良線で約5分とアクセスが良く、24時間いつでも参拝でき、参拝料金、駐車場(境内約200台)も無料。年越しの初詣では、多くの参拝客で大混雑。厄除けだけでなく、金運や恋愛運、運気・運勢アップのご利益が得られる、日本屈指のパワースポットです。

【伏見稲荷大社のお守り・御朱印の時間】

御朱印の種類も多く、キツネをモチーフにしたお守りも可愛い。伏見稲荷大社の参拝は24時間できますが、一般的にお守りの授与時間7:00〜18:00、御朱印の授与時間8:30〜16:30、ご祈祷(本殿)8:30~16:30。

【伏見稲荷大社の周辺スポット】

周辺には、紅葉名所の東福寺や、穴場スポットの光明院もあり、参道にはランチスポットやお茶屋がたくさん。外国人旅行者に人気の日本の観光スポット・ランキングで、何度も1位になっている名所が伏見稲荷大社です。

【稲荷神社の総本宮】

伏見稲荷大社は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮。起源は、平安遷都よりも古く、和銅4年(711年)と伝えられています。

【伏見稲荷大社のアクセス】

伏見稲荷大社のアクセス・行き方は、JR奈良線「稲荷駅」すぐ、京阪本線「伏見稲荷駅」から徒歩約5分。JR京都駅から、2駅目がJR稲荷駅(約5分)。JR稲荷駅のすぐ目の前が伏見稲荷大社の神域。電車でのアクセスが一番安く、早くて便利。

【伏見稲荷大社の駐車場】

伏見稲荷大社には、敷地内に無料駐車場があります。4つの駐車場がありますが、常時駐車可能なのは1つ。駐車台数は約200台。料金は無料(24時間)。しかし、初詣などのシーズンはたいへん混みあい、閉鎖されます。このほか、周辺には予約制の駐車場なども多数。

【伏見稲荷大社のご利益】

商売繁昌や金運アップをはじめ、仕事運、縁結び・恋愛運、健康運、病気平癒、芸能上達など、あらゆる願いごとをかなえてくれる、最強のパワースポット。

【秀吉も病気平癒を祈願】

利休に切腹を命じた、傍若無人の豊臣秀吉でさえも、母の病気平癒を願い、命乞いの願文を伏見稲荷大社に送りました。その後、母親は奇跡的に回復。秀吉の喜びは相当なもので、稲荷の神に感謝の意を表すため、巨大な楼門を寄進しました。この時、秀吉が送った願文は、伏見稲荷大社に今も保存されています。

【伏見稲荷大社の見どころ】

それでは、伏見稲荷大社の見どころをご紹介しましょう。最大の見どころは、本殿の裏手にある「千本鳥居」。朱色の鳥居がずらりと並ぶ風景は、圧巻。SNS・インスタ映え抜群のフォトジェニックなスポットです。朱色は、魔力に対抗する色ともされていて、稲荷大神様のお力の豊穣を表す色となっています。

【伏見稲荷大社の鳥居】

伏見稲荷大社に、鳥居が建つようになったのは江戸時代以降。願いごとが、「通るように」、または「通った」というお礼をこめて、鳥居を奉納する習慣が広まったため。鳥居の数は、約1万基ともいわれますが、実際には約3000~4000基というウワサ。鳥居の値段は、大きさによって異なり、約21万円から約160万円(要確認)まで。お金を支払えば、誰でも奉納することができます。

【伏見稲荷大社のキツネ】

伏見稲荷大社では、稲荷大神のお使いである“キツネ”に多く出会います。楼門前には、狛キツネが鎮座し、玉や鍵を口にくわえています。稲穂や巻物をくわえたり、逆立ちになっていたりするキツネなど、姿もさまざま。

【キツネの絵馬】

さらに千本鳥居を抜けた、「奥社奉拝所」には、キツネの絵馬があり、願いごとにあわせて、キツネの顔を自由に描くことができます。

【おもかる石】

奥社奉拝所では、“おもかる石”という占いスポットもあります。願いごとを思い浮かべ、石灯籠の上にある宝珠石を持ちあげ、思ったよりも石が軽ければ願いが叶い、重いと感じれば叶うのが難しいそう。

【神域は稲荷山全体】

多くの参拝者は、千本鳥居を抜け、奥社奉拝所で折り返しますが、伏見稲荷大社の見どころはこれから。敷地内はとても広く、稲荷大神が鎮座した稲荷山全体が信仰対象となっており、朱色の鳥居が回廊のように山を取り囲んでいます。

【お山めぐりの所要時間】

稲荷山は標高約233メートル。山を巡る参詣道に沿って、ご利益のある神社や神蹟(しんせき)、塚が多く、一周約4キロメートル、所要時間は約2時間。稲荷山をめぐる、“お山めぐり”は、『枕草子』を執筆した清少納言も参詣しました。時間と体力に余裕のある方は、お山めぐりもぜひ体験してみましょう。神々しい表舞台の「千本鳥居」とは違った、神さびた裏パワースポットが数多くあり、伏見稲荷大社の本来のパワーが感じられます。

【カフェ、和スイーツも】

稲荷山の山頂に向かう、三ツ辻や四ツ辻には、お茶屋やカフェ、食堂などがあり、和スイーツなども食べることができるので、散策の途中で立ち寄るのもおすすめです。

※靴はヒールではなく、スニーカーなど歩きやすい履物がおすすめ。飲み物も持参することをおすすめします。

【お山めぐりの見どころ】

お山めぐりの途中には、一発勝負を祈願する「熊鷹社(くまたかしゃ)」や、無病息災のご利益がある「薬力社(やくりきしゃ)」、眼の神様を祀る「眼力社(がんりきしゃ)」、喉の神様を祀る「おせき社」など、病気の回復や健康運にご利益がある社が多くあります。
眼力社では、目が良くなるという意味から、「先見の明・眼力を授かる」というご利益があり、運気アップのパワースポットになっています。

【稲荷山の頂上】

稲荷山の頂上にあるのが「一ノ峰(上社神蹟)」。“末広大神(すえひろおおかみ)”と崇められる神様を祀っています。末広がりに、愛を伝える心優しい女神。縁起が良く、恋愛も仕事も、うまくいきそう。

【穴場の縁結び・恋愛成就スポット】

稲荷山のふもとにある、「口入稲荷神社(くちいれいなりじんじゃ)」も、おすすめの場所。荒木神社の敷地内にある小さな神社で、穴場の縁結び・恋愛成就のパワースポットです。縁結び人形の「口入人形」(写真)や、陶器製の「キツネおみくじ」も可愛い。

【伏見稲荷大社の御朱印、お守り】

伏見稲荷大社では、主に本殿横、奥社奉拝所、御膳谷奉拝所の3つの場所で、御朱印を授与していただけます。それぞれに御朱印の種類が異なっています。御朱印の授与時間は8:30~16:30(変動あり、要確認)。

【伏見稲荷大社のランチ】

ランチで有名な店は、鳥料理の「鳥せい」。このほか、参道周辺では、すずめの丸焼きなども食べることができます。

【伏見稲荷大社の夜間参拝】

伏見稲荷大社は、24時間参拝可能。楼門や千本鳥居などが日没からライトアップされ、昼間と違った幻想的な世界を楽しむことができます。深夜の“お山めぐり”もできますが、人がいなければ強烈に怖いことを覚えておきましょう。

<基本情報>
住所:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
アクセス:JR奈良線「稲荷駅」すぐ、京阪本線「伏見稲荷駅」から徒歩約5分
参拝時間:24時間可能
参拝料金:無料
駐車場:無料(境内約200台)

【大阪】住吉大社

【初詣、安産祈願、お宮参り】

大阪随一のパワースポット、住吉大社。大阪人から、“すみよっさん”と親しまれている神社です。日本全国に約2300社ある「住吉神社」の総本宮。起源は、約1800年前にまでさかのぼり、正月三が日の初詣参拝客数は、毎年200万人以上。大阪で、最も有名な神社です。初詣だけでなく、安産祈願や、お宮参りなど、地元の大阪民から親しまれています。

【住吉大社のアクセス】

住吉大社のアクセス・行き方は、電車がおすすめ。南海電鉄本線「住吉大社駅」から徒歩約3分、南海高野線「住吉東駅」から徒歩約5分。
しかし、一番近いのが、阪堺電車(路面電車)「住吉鳥居前駅」。すぐ目の前が住吉大社。阪堺電車は、JR・大阪市地下鉄「天王寺駅」、近鉄電車「阿部野橋」付近から乗車することができ、路面電車の情緒を楽しみながらのアクセスがおすすめ。

【住吉大社の駐車場】

住吉大社の敷地内には、「北駐車場(約200台)」と「南駐車場(約200台)」の駐車スペースがあります。北駐車場は無料ですが、吉祥殿利用者専用の駐車場。南駐車場は1時間200円。いずれも利用時間は6:00~22:00。

年末年始や大型連休、紅葉や桜、特別な行事の期間は特別料金が設定されることもあり、事前に確認すると良いでしょう。周辺にはコインパーキングもありますが、初詣などは大混雑するので、電車のアクセスがおすすめです。

【海の神】

祭神は、海の神である「住吉三神」と、「神功皇后(じんぐうこうごう)」。神功皇后は、日本の第14代天皇の仲哀天皇の皇后で、古代に君臨した伝説の女王。石清水八幡宮(京都府八幡市)に伝わる古文書から、卑弥呼と神功皇后が同一人物であるという説も。

【神功皇后と住吉三神】

住吉大社は、神功皇后が「住吉三神」をお祀りした神社。鎮座は、神功皇后摂政11年、辛卯の年(西暦211年)とされています。やがて、神功皇后も祭神として祀られるようになりました。

【住吉大社の起源】

神功皇后が新羅を平定した帰り道、急に船が動かなくなり、住吉大神が「大きな港があって、玉のように美しく細く突き出た場所に鎮まりたい」とお告げになり、大阪の住吉に住吉大社が建てられました。当時の住吉は、大阪湾が今よりも内陸に広がり、上町台地が南に突き出た場所となっていました。

【航海安全の神】

住吉神社は摂津国一の宮、旧社格は官幣大社。万物の生命の根源である、「海の神」を祀り、古くから「航海安全の神」「祓の神」「農耕の神」「和歌の神」「武の神」「相撲の神」として信仰されてきました。

【住吉大社の見どころ】

最大の見どころは、4棟の本殿(国宝)。祭神は、第一本宮から第三本宮までは「底筒男命(そこつつのおのみこと」)「中筒男命(なかつつのおのみこと)」「表筒男命(うわつつのおのみこと)」の“住吉三神”。第四本宮は、「神功皇后」。

【4柱の祭神】

4柱の祭神が「住吉大神」と総称され、“海の神様”となっています。第一本宮~第三本宮までが縦に、第四本宮は第三本宮の横に並び、あたかも大海原をゆく船団のよう。ほかの神社では見られない配置となっています。

【石燈籠】

住吉大社の見どころの一つが「石燈籠」。阪堺電車(路面電車)に沿って、神さびた石燈籠がずらりと並んでいます。これは、「海上の守護」を祈願して、寄進されたもの。

【反橋】

正面の鳥居をくぐり、本殿前にある「反橋(そりばし)」は、住吉大社のランドマーク。「太鼓橋」とも呼ばれ、赤い欄干が水面に映る姿が美しい。反橋は、かなり急な角度で太鼓のように反っています。
これは、地上の人々と、遥か天上の神々の国をつなぐ架け橋となるもの。虹をイメージした橋です。この橋を渡ることで罪や穢れを祓い清め、神様に近づくという意味があります。

【うさぎの手水舎】

反橋を渡ると、「うさぎの手水舎(ちょうずしゃ)」があり、石像のウサギの口から水が流れています。これは、神功皇后が住吉大社を建てた年が、辛卯の年(211年)であったため。さらに、神功皇后を祭神としてお祀りした日が「卯歳(うのとし)」の「卯月(うづき)」の「卯日(うのひ)」。うさぎの形をした手水舎はとても珍しい。

【角鳥居】

本殿の手前にある鳥居は、「角鳥居(かくとりい)」とも呼ばれ、四角柱の石造り。これも珍しい。

【おもと社】

住吉大社は広く、本殿を参拝したら、摂社・末社も巡ってみましょう。おすすめは、夫婦円満や縁結び・恋愛成就の祈願ができる「おもと社」。良縁祈願ができる「おもと人形」と、夫婦円満の祈願ができる「裸雛」が数多く奉納されています。

【五・大・力の石守り】

また、「五・大・力の石守り」もおすすめ。「おもと社」の近くには、杉のご神木を取り囲む石の玉垣があります。

石の玉垣の内側には、たくさんの小石が集まっています。小石にはそれぞれ「五」「大」「力」の文字が書かれているので、これを一組として探し、専用のお守り袋に入れ身に付けていると、願いが叶うとされています。

※専用のお守り袋は、本殿の授与所、または楠珺社(なんくんしゃ)で授与してもらえます。

【運気・運勢アップ】

心願成就の「五・大・力の石守」は、「寿力・福力・体力・智力・財力」などの運気や運勢を授かることができるとされています。願いが叶えば、自分の家の近くにある小石に、自分自身で「五」「大」「力」で書き込み、倍返しにして石の玉垣の内側に返します。

※新型コロナウイルスなど感染予防及び拡散防止のため、2020年3月1日から五所御前は閉鎖中。執筆時点では、「五大力」の石は拾えません。

【金運・人運招く!初辰まいり】

住吉大社では、月初めの辰(たつ)の日に、4つの末社(「種貸社」「楠捃社(なんくんしゃ)」「浅沢社」「大歳社」)を巡る、“初辰まいり”が人気。

特に「楠捃社」で授かる、「初辰猫(招福猫)」の置物がとてもキュート。4年間休まずに参拝し、小猫48体を集めると、中猫と交換してもらえます。さらに中猫2体と小猫48体で、大猫と交換。金運や人運を招くという、ご利益があります。

【御朱印、お守り、ジャンボおみくじの授与時間】

住吉大社の参拝時間は、4月~9月は6:00~17:00、10月~3月は6:30~17:00。年中無休。参拝料金は無料。境内自由。
お守りやお札、御朱印の授与は9:00~17:00、ご祈祷の受け付け時間は9:00~16:00。ご祈祷は予約制ではなく、時間内に随時受け付け。

【住吉大社のランチ】

住吉大社周辺は下町情緒が今も残り、お好み焼き、うどん、そば、寿司屋といった庶民派のグルメを楽しむのがおすすめ。

<基本情報>
住所:大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
アクセス:南海本線「住吉大社駅」から徒歩約3分、南海高野線「住吉東駅」から徒歩約5分、阪堺線「住吉鳥居前駅」すぐ
参拝時間:4月~9月は6:00~17:00、10月~3月は6:30~17:00
定休日:年中無休
料金:境内自由

【大阪】サムハラ神社

【指輪のお守り】

入手困難な「指輪のお守り」で話題のサムハラ神社。大阪市西区立売堀(いたちぼり)にある神社です。厄除けの「御神環」(指輪型のお守り)がSNSで評判となり、大阪で今、最も注目されているパワースポットです。

【サムハラ神社のご利益】

サムハラ神社は、無傷無病・延命長寿の神「サムハラ大神」を祀る、大阪市西区にある小さな神社です。ここで授けてくださる、指輪のお守り(御神環守)がSNSで話題に。

【サムハラ神社へのアクセス・行き方】

サムハラ神社へのアクセス・行き方は、大阪市営地下鉄の利用がおすすめ。最寄り駅は中央線・千日前線「阿波座駅」。千日前線は本数が少なく、中央線の2番出口から近いので、中央線の「阿波座駅」を利用するのがおすすめです。

大阪市営地下鉄・中央線「阿波座駅」2番出口を出たら、徒歩約6、7分で到着。複雑な道ではないので、地図を見れば迷うことはないでしょう。

【不思議の四文字「サムハラ」】

サムハラというのは神字で、当用漢字にはありません。古くから身を守る護符として、「サムハラ」という言葉が使われてきました。

【運気・運勢がアップ】

「サムハラ」は、チベット語・サンスクリット語(梵語)にある「シャンバラ」に由来しているとも考えられています。シャンバラには、幸福を集め、保ち、育て、静かで穏やかなという意味があり、「サムハラ、サムハラ」と唱えたり、「サムハラ」と書いたものを身に付けたりすると、良い運気が巡り、運勢がアップ。苦難や災害から身を守ってくれると信じられてきました。

【加藤清正】

豊臣秀吉に仕えた戦国武将、加藤清正が刀に「サムハラ」の文字を刻んだところ、万死に一生を得たという伝承が残っています。
サムハラ神社では、元宝塚歌劇団雪組のトップ娘役で、女優の浜木綿子(はま・ゆうこ)さんらが、サムハラ神社のお守りを身に付けていたおかげで、命が助かったというエピソードが紹介されています。

【岡山に奥宮(奥の院)】

戦争中は、防空頭巾や千人針に「サムハラ」の神字を記し、“弾除け”のお守りとして使われました。「サムハラ」の言葉を使っているお守りは日本各地で見られますが、サムハラと名づけられた神社は、大阪のサムハラ神社と、そのルーツとなるサムハラ神社の「奥宮」(岡山県津山市)だけ。

【弾除け神社】

“弾除け神社”としても信仰されている、大阪のサムハラ神社の隣には、大阪府警の機動警ら隊の建物があり、弾除け信仰は現代にも続いています。

【指輪のお守り(御神環)】

大阪のサムハラ神社を有名にしたのが、厄除けの「指輪型のお守り(御神環)」。真鍮と銀メッキのシンプルなデザインで、内側には「サムハラ」の神字四字が記され、これをはさむように神様のお顔が刻まれています。

【入手困難】

SNSで話題になり、遠方から授与を求める参拝者や問い合わせが殺到。今では人気のあまり、参拝しても入手が困難なお守りとなっています。

【指輪のお守りの授与方法】

指輪型のお守りをいただくには、サムハラ神社に参拝して社務所を訪れるのが一般的。しかし、遠方に住んでいる方や、直接参拝するのが困難な場合は、電話で社務所に連絡し、指輪が入荷していたら電話での取り置きや、郵送で授与していただけます。

【指輪のお守りの郵送方法】

郵送の場合は、自分の住所や名前など送り先を伝えます。後日郵送されたお守りと一緒に、送料を含めた指輪の授与料金も送られてくるので、その代金を振り込みます。

【自分の指のサイズに合ったものを】

ポイントとしては、指輪のお守りは指にあわない号数は授与できません。一人に、一つずつの授与になります。

【予約は不可】

電話で郵送をお願いする場合は、入荷した指輪のサイズを教えてもらうのではなく、自分のサイズを伝えて在庫があれば授与していただくことができます。また、お守りの予約はできません。

【指輪の入荷日はいつ?】

神社に直接参拝されるのであれば、社務所の入り口に次回の入荷日の予定が張り出されていることもあるので、事前にチェックするのがおすすめ。
しかし、指輪は一つ一つが手作りのため、一度に大量に入荷することができません。指輪の入荷は、毎月1~2回に限定。授与日がいつなのかもわかりません。社務所に直接問い合わせても、一切お答えいただけません。指輪の入荷日は、朝から多くの参拝者が見られます。だから、いつも入手困難。

【ご縁によるもの】

指輪が入荷されても、その時々によってサイズが違います。社務所には、リングサイズゲージが用意されていますが、事前に自分に合った号数を測っておくと良いでしょう。自分に合うサイズの指輪があるかどうか、それはご縁によるもの。自分に合う指輪がなければ次の機会を待ちましょう。大切なのは、指輪のお守りを授与されることよりも、心に余裕を持つことです。

【肌身離さず】

指輪のお守りは「指輪形肌守」。指輪の内側には「サムハラ」という神字が刻まれており、いつも肌身離さず身に着けておくことが大切です。お風呂の時も、指輪をはめたまま入浴しましょう。また、サイズが合わない指輪を授与してもらい、紐を通してネックレスにすることはNG。自分の指のサイズに合う、お守りを授与していただくことが最も大事なことです。

【サムハラ大神】

サムハラ神社は、無傷無病・延命長寿の神「サムハラ大神」をお祀りしています。祭神の「サムハラ」というのは、宇宙の森羅万象を創造した「造化三神」のこと。

【造化三神】

日本神話で最初に登場する「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」、高天原に二番目に現れた「高皇産霊尊(たかみむすびのかみ)」、造化三神の中で唯一女神「神皇産霊大神(かみむすびのかみ)」の総称で、この造化三神が「サムハラ大神」と称されています。

【宇宙の根源的な存在】

日本神話に登場する神といえば、伊邪那岐命(いなざぎのみこと)や伊邪那美命(いざなみのみこと)、天照大神(あまてらすおおかみ)が知られていますが、これらの神々を創造した親神がサムハラ大神で、宇宙の根源的な存在とされています。

【御朱印】

強力なパワースポットのサムハラ神社。指輪のお守りの入手は困難ですが、参拝に訪れたなら、ぜひ御朱印をいただいてください。「サムハラ」という神字にパワーが宿っているので、ご利益を得ることができるでしょう。

【春季大祭、秋季大祭】

また、年に2回執り行われる例大祭にご参加されるのもおすすめ。サムハラ神社では、「春季大祭(4月22日、23日)」と「秋季大祭(10月22日、23日)」が行われます。

【特別な4日間】

春と秋の例大祭は、一年のうち、ご神職と一緒に拝殿で参拝できる特別な4日間。神社側から「お参りください」とお声をかけられることがあり、その時は拝殿で参拝することができます。ご神職が祝詞を奏上し、頭上でお祓いをしてもらえます。その後、撤饌(てっせん)を授与。これは、神様にささげた供物のおさがりのこと。撤饌を体内に入れることで、サムハラ大神のパワーが身体に宿ると言われています。

例大祭の日に、拝殿で必ず参拝できるとは限りませんが、サムハラ大神のパワーを体内に取り込むことができる神事なので、貴重な体験をすることができます。

【御朱印の授与時間】

サムハラ神社の参拝は自由。社務所の受け付け時間は9:00~17:00(定休日なし)。御朱印・ご祈祷の受け付け時間9:00~16:30。参拝料金は無料。

<基本情報>
住所:大阪府大阪市西区立売堀2-5-26
アクセス:大阪メトロ中央線・千日前線「阿波座駅」から徒歩約5分。大阪メトロ・長堀鶴見緑地線「西大橋駅」1番出口から徒歩約6分
参拝時間:境内自由、9:00~17:00
料金:境内自由

【神戸】生田神社(いくたじんじゃ)

【神戸観光の中心地】

“ご縁結びのいくたさん”で親しまれる生田神社(いくたじんじゃ)。神戸観光の中心地、三宮(三ノ宮)駅・元町駅から徒歩約10分とアクセスが良く、駅チカのパワースポット。初詣だけでなく、お宮参りや結婚式でも人気の神社です。

【ご利益】

ご利益は、縁結びや恋愛成就、仕事運、健康運、厄除けなどの運気アップ。

【水みくじ】

本殿裏の「生田の森」では、よく当たると評判の「水みくじ」が人気。

【強い生命力】

生田神社の祭神は、瑞々しい日の女神で、万物の成長を加護するパワーを持っています。戦争や震災など何度もひどい損傷をしながらも復興し、“よみがえる神”としても信仰。その強い生命力にあやかろうと、有名アスリートや芸能人、タレントも数多く参拝しています。初詣やお宮参り、御朱印も人気。

【初詣は県内一】

生田神社は、神戸っ子に親しまれ、神戸で最も有名な神社。初詣の参拝者数は約150万人で、兵庫県随一。約1800年の歴史を持ち、清少納言や上田秋成が歌に詠み、「日本書紀」にも登場する由緒ある古社です。

【周辺の観光名所】

生田神社の場所は、JR三ノ宮駅、阪急・阪神、神戸三宮駅から徒歩約10分。神戸の観光地、三宮・元町エリアに位置しています。北野異人館や南京町、神戸元町商店街、旧居留地、メリケンパーク・ハーバーランドもすぐ近く。神戸観光や中華の食べ歩き、カフェ・スイーツ巡りを楽しみながら、生田神社を参拝して、恋愛成就や運気・運勢アップ、厄除けを祈願するのもおすすめです。

【祭神、稚日女尊(わかひるめのみこと)】

祭神は、「稚日女尊(わかひるめのみこと)」。最高神・太陽神とあがめられ、伊勢神宮内宮に祀られる天照大神(あまてらすおおかみ)の妹神、あるいは和魂(にきたま)と伝えられる女神です。
あどけなく、瑞々しい日の女神であり、万物の成長を守る神様として信仰を集めています。生田神社は、これまで阪神大震災や戦災をはじめ、数多くの苦難や困難に見舞われながらも何度も復興。何度も蘇り、強い生命力に満ちた神社です。

【“縁結び”の女神】

稚日女尊は、機織りの神様でもあることから、「糸と糸を織りなす女神」=「人と人を結ぶ“縁結び”の女神」としても信仰されています。縁結びや良縁、恋愛成就だけでなく、金運や仕事運、健康など、あらゆる縁を結ぶパワースポット。安産祈願やお宮参り、七五三参りにも全国各地から多数の参拝者が訪れています。

【生田神社の起源】

生田神社の起源は3世紀ごろ。西暦201年、神功皇后が三韓外征の帰途の際、神戸の沖合で船が進まなくなり、神占を行ったところ、稚日女尊が現れ、「生田の土地に祀らせて欲しい」と神託があった、と日本書紀に記されています。

【神戸発祥の地】

「神戸」という地名の始まりも、生田神社に由来しています。三宮・元町周辺は、 生田神社に租税を納める民戸「神戸(かんべ)」があり、これが後に「こうべ」になったと伝えられています。その後、生田神社は、枕草子や平家物語、源平合戦と、歴史の舞台にも数多く登場しています。

【生田神社の末社】

生田神社には14社の末社があり、本殿だけでなく、末社もご参拝してはいかがでしょうか?

【稲荷神社】

蛭子神社に祀られる「蛭子命(ひるこのみこと)」は、商売繁盛の神「えべっさん」としても知られています。狛犬が長い耳をぴんと立て、陶器の色合いも美しい。稲荷神社は、連続する朱色の鳥居がフォトジェニック。

【縁結びの神様】

松尾神社にある杉の木にも恋愛成就にご利益があり、「縁結びの神様」としても信仰されています。
市杵島(いちきしま)神社は、市杵島姫命(弁財天)を祀る、芸能の守護神。芸能人やミュージシャンも多く参拝しています。

【生田の森】

生田神社の北側には、鎮守の森「生田の森」が広がり、街中とは思えないような神秘的な気配が感じられます。源平合戦の舞台にもなり、数々の災害や戦災にも耐えた森は生命力が強く、都心部のパワースポットにもなっています。

【“縁結びの水占い】

おすすめは、“縁結びの水占い”。社務所で「水みくじ」を授与してもらい、これを生田の森の池(水占い池)に浸すと、運勢が浮かび上がってきます。水みくじは、よく当たると評判。「結び所」に結ぶか、家に持ち帰るか、どちらでも良いそう。水占い池の近くには、神功皇后をお祀りする「生田森坐社」もあります。

【よみがえる神】

生田は、かつては“活田”と表記され、「活き活きとした生命力に満ちあふれる場所」という意味があります。生田神社は、1995年の阪神・淡路大震災で大きな被害を受けました。
しかし、本殿の大屋根を狛犬が頭で受け止め、被害が奇跡的に最小限に。生田神社は、これまでも神戸大水害や神戸大空襲などの大きな被害を受けましたが、信仰する多くの人々の願いと力によって何度も復興。このため、“よみがえる神”として崇められ、生命力に満ちたパワースポットとなっています。

【生田神社の駐車場】

生田神社の敷地内には、約70台の専用の駐車場(7:00~翌1:00、最初の1時間500円。以後10分毎に100円)がありますが、正月などは縁日で利用できないこともあります。周辺は、三宮市営駐車場(24時間)やコインパーキングがありますが、道が狭く混雑しているので、車よりも電車を使ってのアクセスがおすすめです。

【生田神社の参拝時間】

生田神社の参拝時間は7:00~17:00(夏季は~18:00)。参拝料金は無料。

【お守り、御朱印の受付時間】

御朱印の授与場所は、境内の社務所。御朱印の受け付け時間は9:00~17:00。

<基本情報>
住所:兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目2-1
アクセス:JR「三ノ宮駅」、阪神、阪急電車「神戸三宮駅」から徒歩約10分
参拝時間:7:00~17:00(夏季は~18:00)、御朱印の受け付け時間9:00~17:00、お札の授与所時間は8:00~18:00(4月29日~9月23日)、8:00~17:00(9月24日~4月28日)
料金:境内自由、無料

【奈良】東大寺・二月堂

【お水取り(修二会)】

関西に春を呼ぶ「お水取り(修二会)」で知られる、奈良・東大寺の二月堂。巨大な松明(たいまつ)が二月堂の舞台を駆け巡り、炎が滝のように流れ落ちます。この宗教行事は、8世紀から今日まで一度も途切れることなく、約1300年間も続いています。

【新型コロナの2020年も開催】

平安末期では、平家の焼き討ちに遭い、奈良の大仏さまも上半身を焼失。しかし、ご本尊や本堂を失っても修二会は行われてきました。太平洋戦争中や戦後の混乱期、さらには世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスで自粛ムードが広がる2020年も開催。多くの危機や苦難を乗り越え、常に日本人を勇気づけ、現代まで奇跡的に続いているお祭りです。

【二月堂へのアクセス・行き方】

“奈良の大仏さま”で親しまれている「東大寺・金堂(大仏殿)」。アクセス・行き方はJR「奈良駅」、もしくは近鉄「奈良駅」からバスに乗り、「大仏殿春日大社前」で下車。鹿が集まる南大門を抜け、10分ほど歩くと、大仏殿に着きます。

大仏殿の北側には裏参道があり、白壁や土塀に囲まれた石畳の道が続いています。この先にあるのが、「東大寺・二月堂」。奈良の早春の風物詩「お水取り」の行事が行われる建物として知られています。

【東大寺・二月堂】

二月堂は、世界文化遺産に登録されている「東大寺」のお堂の一つ。東大寺・二月堂の創建は、8世紀の奈良時代。現在の建物は1669年に再建されたもので、日本の国宝に指定。「お水取り」の名で知られる修二会が、このお堂で旧暦の2月に行われたことから、二月堂と名づけられました。

【懸造り(かけづくり)】

二月堂の特徴は、山の斜面に突き出したような建築手法。手前にせり出したような独特の建築は、「懸造り(かけづくり)」と呼ばれ、京都の清水寺の舞台にも見られます。

【古都の風情】

二月堂は、清水寺ほど大きくはありませんが、均整のとれた美しいたたずまい。瓜(うり)の形をした大きな「吊り灯籠(つりとうろう)」も、二月堂の見どころのひとつ。独自の灯籠が重厚な寺院を引き立て、しっとりした古都の風情が感じられます。3月のお祭り「お水取り」では、大きな松明が舞台を駆け巡ります。

【美しい風景】

二月堂の舞台(回廊)からは、東大寺大仏殿の大屋根が見え、金色の鴟尾(しび)がキラキラ輝いています。回廊からの眺めは良く、奈良市街地や平城宮跡、生駒山や二上山など、奈良盆地を取り囲む山並みが見えます。朝焼けや夕焼けが美しい。春には桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、一年中美しい風景を楽しむことができます。

【拝観料金が無料】

東大寺の建物のうち、「大仏殿」「法華堂」「戒壇堂」は拝観料(入場料金)が必要です。しかし、眺望に優れた風情あるお堂でありながら、「二月堂」は拝観料が無料。

【24時間、いつでも拝観可能】

二月堂の舞台は、24時間、お水取りなどの行事以外はいつでも自由に拝観することができ、のんびり過ごすことができます。多くの寺院は夕方5時を過ぎると閉門しますが、二月堂はいつでも拝観できるため、朝早く奈良に到着してしまった時や、夕方5時以降も訪れることができます。

【東大寺の御朱印】

世界遺産の東大寺では、「大仏殿(金堂)」のほかに、「二月堂」「三月堂(法華堂)」「四月堂」「戒壇堂」などのお堂で、御朱印を授与していただけます。
「二月堂」は拝観無料ですが、「大仏殿」「三月堂」「戒壇堂」の3つのお堂は別途、拝観料が必要です。
二月堂は、24時間参拝することができますが、納経所での御朱印の受け付け時間は朝から夕方まで(公式ホームページには受け付け時間が掲載されていません)。

【二月堂の見どころ】

二月堂の最大の見どころは、「お水取り」と呼ばれる修二会(しゅにえ)。日本の仏教寺院で行われる法会の一つで、東大寺以外でも行われています。東大寺・二月堂の「お水取り」は規模が大きく、多くの参拝者が訪れます。

【罪を懺悔する宗教行事】

修二会というのは、練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる11人の僧侶が、二月堂の本尊「十一面観音」の前で人々が犯した罪を懺悔し、罪過を悔い改め、天下泰平や五穀豊穣、万民豊楽などを祈る宗教行事。
東大寺の僧侶たちが、一般の人々に代わって罪を懺悔し、世界の平和を祈願するという、たいへんありがたい行事なのです。

【不退の行法】

東大寺で「お水取り」が最初に行われたのは752年。東大寺の初代別当、良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟、実忠和尚(じっちゅうかそう)が創始したといわれています。752年から、21世紀の現在まで一度も途切れることなく、幾多の危機や困難を乗り越え、不屈の精神で続けられてきた「不退の行法」です。

【お水取りの期間は?】

東大寺の修二会は、旧暦の2月(現在では3月1日から14日までの2週間)に行われます。本行は3月からですが、前行などを入れると、3カ月以上という壮大な法会です。

【お水取りの見どころ】

2週間の期間中で、最も大きな松明が現れるのは、3月12日の深夜(13日の午前1時30分ごろ)。この日が、「お水取り」の最大の見どころ。二月堂の前には、「閼伽井屋(あかいや)」といわれる小さなお堂があり、ここには「若狭井」と呼ばれる井戸があります。この井戸の水を、「お香水(おこうずい)」として汲み上げ、本堂内のご本尊様(十一面観音)にお供えします。

【お松明(たいまつ)】

夜の行を務める練行衆の足もとを照らす明かりとして使われるのが、「お松明(たいまつ)」。二月堂の回廊を駆け巡る松明は、水を汲んでご本尊さまにお供えするための道明かり。ご本尊さまに、水を汲んでお供えするのは、人間の罪深さをおわびするためです。

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【懺悔し、幸福を祈願】

人は、どんなに正しく生きようと思っても、過ちや罪を犯してしまいます。人が正しく、幸せに生きるためには、神仏を前に自分の罪深さをおわびすること。おわびして、おわびして、すべてを懺悔し、それから幸せを祈ること。その姿こそが、修二会の行法です。

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【無病息災のご利益】

「お松明」は、3月1日から14日までの2週間、毎日灯され、回廊を駆け巡ります。3月12日に灯される「お松明」は特に大きく、「籠松明(かごたいまつ)」と呼ばれています。

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長さは約6メートル。11本の巨大な籠松明が夜空を赤々と照らし、回廊からは炎が滝のように流れ落ち、その炎は実に幻想的で神々しい。
蛍の乱舞のように火の粉が舞い散ると、大歓声が起こります。炎の熱気が、頬に感じられるほどの大迫力。お松明の火の粉を浴びると、無病息災のご利益があるといわれ、その灰を大切に持ち帰る人もいます。

【春の訪れ】

古都に春を呼ぶ、聖なる祈り。東大寺・二月堂の「お水取り」が終わると、長く厳しい冬の寒さがやわらぎ、関西にようやく春が訪れ、美しい桜の花が開花します。

【お松明の開始時刻、本数・点灯時間】

■3月1~11日、3月13日/開始時間は19時~、本数は10本(約20分間)
■3月12日/19時30分~、11本(約45分間)
■3月14日/18時30分~、10本(約10分間)

【二月堂の御朱印】

<基本情報>
住所:奈良県奈良市雑司町406-1
アクセス:バス「大仏殿春日大社前」から徒歩約10分
参拝時間:24時間、自由(夜間は静かにお詣りください)
料金:無料

番外編【大阪】安居神社

真田幸村(信繁)の 終焉の地

戦国武将、真田幸村(信繁)の終焉の地で知られる、大阪の「安居神社(やすいじんじゃ)」。敷地内には、幸村が戦死した場所とされる「さなだ松」があります。

豊臣vs徳川、最後の決戦。「大坂冬の陣」で、圧倒的な軍勢を誇る徳川家康(約20万の軍勢)に対し、わずか3000の兵で迎え撃った幸村。大阪城の出城「真田丸」で徳川軍を撃破しますが、翌年の「大坂夏の陣」で大坂城は落城します。幸村は最後の突撃を行い、家康を窮地に追い込みますが、傷ついた幸村は安居神社で戦死。しかし、不屈の魂は、今も多くの日本人を勇気づけています。

<基本情報>
住所:大阪府大阪市天王寺区逢阪1-3-24
アクセス: 大阪メトロ・谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から徒歩約6分
参拝時間:7:00~16:00
料金:無料

望みを捨てぬ者だけに道は開ける

未来への道

中国の武漢市から始まった新型コロナウイルス。2020年には世界的な大流行となり、感染者数が拡大。日本でも、ほとんどの都道府県で感染者が確認されています。新型コロナウイルスで、世界中がパニック状態になっています。

ウイルスや疫病を封じ込め、終息(収束)させるのは、呪術や超能力ではなく、現代医学の力です。しかし、ウイルスよりももっと怖いものがあります。それは、人間の心。

今まで優しかった人々がいら立ち、殺気だって、弱い立場の人に怒りを押しつけることもあるでしょう。人々は疑心暗鬼になり、身体よりも心が汚染されてしまうかもしれません。

未知なるものに不安を感じるのは、人として当然の反応です。しかし、どう危機を乗り越え、どう生きるかは、その人自身の選択。

東大寺・二月堂の「お水取り」は、2020年も行われました。観光客は例年よりも少ないものの、子供を連れた家族やご夫婦、カップルが参拝し、無病息災を祈る姿が見られました。

日本全国で多くの観光施設が臨時休業を行うなか、大阪の通天閣は時間短縮をしながら休まずに営業を続けています。通天閣が閉まったら、まわりの飲食店すべてが休みになる。街全体が死んでしまう。感染対策をしっかり行い、お土産の菓子を格安販売するなどの工夫で危機を乗り越え、幸福の神様「ビリケンさん」に感染拡大の終息を祈る日々。

また、本文の最後でもご紹介しましたが、大阪といえば、真田幸村ゆかりの地。圧倒的に不利な豊臣方を守って、最後まで奮戦した幸村。どんな絶望的な状況におかれても、希望を捨てず、みずから考え、行動を起こしました。
「望みを捨てぬ者だけに道は開ける」
明日への希望を見いだすことが難しい今。しかしもう一度、幸村の言葉を思い出し、日本の神々や仏を前に心を落ち着かせ、未来への道を開きませんか?