新型コロナウイルスに伴う自粛は、神風特攻と同じ。無意味だ

新型コロナウイルスに伴う自粛は、神風特攻と同じ

無意味だ

安倍晋三首相は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国的なスポーツや文化イベントの実施自粛要請について、今後おおむね10日間の延長を求めると表明した。

新型コロナウイルスの拡大防止策を検討する政府の専門家会議(座長・脇田隆宇・国立感染症研究所長)は、「インフルエンザのように暖かくなると消えるウイルスではない。このため新型コロナウイルスとの戦いは数カ月から半年、もしかしたら年を越えて続けていかなければならない」と指摘。

日本は今後、数カ月、数年は、すべての活動を自粛し、小中高校の休校を続け、中国、韓国を含む外国からの入国制限強化に取り組み、江戸時代のように「鎖国」を続けなければならない。

中国や韓国など各国政府の発表をまとめると、新型コロナウイルスの感染者数は世界全体で11万3千人以上、死者は4000人を超えた。死者は、中国で3136人、イタリアで463人、イランで237人が確認された。欧州や米国でも、感染が急速に広がっている。

どんな方法を使っても、新型コロナウイルスの感染拡大は止めることができない。どれほど予防しようが、ウイルスから逃げられない。新型コロナウイルスに伴う自粛は、日本がかつてアメリカに攻撃を加えた神風特攻と同じだ。まったく、無意味だ。

最新の情報によれば、世界保健機関(WHO)が発表したところ、新型コロナウイルス(COVID─19)感染による致死率は約3.4%で、季節性インフルエンザの1%未満を大きく上回っている。

日本国内で、確認された新型コロナウイルスの感染者は9日現在で、500人以上。クルーズ船などを合わせると、1200人以上。

一方で、80%以上の患者は軽い病状で回復し、肺炎や呼吸困難など重症になるのは14%程度、呼吸器不全、敗血症性ショック、多臓器不全などで重篤になるのは5%程度、致死率は2%というデータもある。 

現在まで明らかな治療効果を示す薬剤やワクチンはない。高齢者や基礎疾患保有者は、肺炎の合併で生命を脅かす重篤な状態につながる可能が高い。外出やイベント参加を控えなければならないのは高齢者や基礎疾患保有者であり、軽い病状で回復する者まで自粛を拡大する必要はない。

新型コロナウイルスではなく、活動自粛によって経済悪化を急速に招き、日本国民の多くが死を迎えることになるだろう。神風特攻も、イベント自粛も、日本を救うことはできない。むしろ、へんに神風特攻でがんばるから、東京や大阪大空襲、沖縄の地上戦、原爆投下と、戦争被害を拡大させ、悪化させた。

安倍晋三首相の自粛要請は、これとまったく同じである。しかし、それに従って、おとなしく自滅するのが、この国民の在り方だ。