タイ・バンコクの歓楽街で乙武洋匡氏「女体大満足」?

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「五体不満足」の乙武洋匡氏がタイ・バンコクの歓楽街で〝女体大満足〟

悪意、皮肉に満ちた書き込みが、ネットメディアを賑わせている。

 障害を持つゆえの苦しみ

五体不満足

「障害は不便です。しかし、不幸ではありません」

乙武洋匡(おとたけ ひろただ)さんと言えば、文筆家でタレント、元東京都教育委員、元教職員、元スポーツライターといった肩書で知られている。

五体不満足

 屈託のない笑顔

生まれつき両腕と両脚がない、という障害を持ち、電動車いすを使用し、自分の生活体験をまとめた「五体不満足」を出版。電動イスに乗る姿が本の表紙に使われ、屈託のない笑顔とともに、「障害は不便です。しかし、不幸ではありません」と言い切る新鮮さが魅力となり、大ベストセラーとなった。 

五体不満足

不倫を告白

2016年3月、5人の女性と不倫関係にあったことが、週刊誌で報じられ、いったんは否定したものの、自身の公式サイトで奥さんとともに謝罪。これまでの結婚生活で5人の女性と不倫したことを告白した。その後、同年9月、協議離婚が成立。

五体不満足

 出馬辞退の乙武〝女体大満足〟

ネットの書き込みを見ると、「出馬辞退の乙武〝女体大満足〟洋匡氏がバンコクの歓楽街で目撃情報」「現地邦人は「タイ人女性にもモテモテと証言」「出馬辞退、乙武“女体大満足”「乙武さんの裏側の顔がすごすぎる」「乙武がタイのゴーゴーバーにいたとの目撃情報が流れ、肉食ぶりが囁かれていた」「障害者ではなく、娼買者」「“性豪”乙武洋匡氏の口説きテク、母性本能をくすぐる」などと書き立てられている。

重度身体障害者施設で実習体験

現実を目の当たりに

私は大学で社会福祉を専攻していた。3回生になり、郊外にある重度身体障害者施設で1カ月ばかり住み込みで働き、現実を目の当たりにした。

五体不満足

宮城まり子さんとの出会い

私が「福祉」に進むきっかけとなったのは、女優で歌手、映画監督であり、福祉事業家の「宮城まり子」さんとの出会いだ。

1968年に肢体不自由児の社会福祉施設「ねむのき学園」を設立し、障害を持った子どものことを綴った、宮城まり子さんの本を読み、福祉の道へと進みたいと思った。

15歳のころ、何の連絡もなしに、自転車で何百キロも旅をして、静岡の「ねむのき学園」を訪ねた。宮城まり子さんにお会いした。その時、いただいた髪を私は今も大切にしている。長い、真っすぐな黒髪の女性は今も好きだ。ただ、それだけで好きになることもある。

五体不満足

 凄まじい性の苦しみに直面 

宮城まり子さんが描いた世界にしても、障害者とは「哀しく」「美しい」世界でしかなかった。しかし、実際に福祉施設で住み込みで働くと、障害を持った男性の凄まじい性の苦しみに直面することになる。自分の手でマスターベーションすることもできないのだ。その苦しみ。  

五体不満足

何かあったら責任が取れない

実習が終わり、最後の打ち上げで施設職員の男性が「あまりにも可愛そうなので、風俗店へ連れて行った。だが、断られた。もし何かあったら責任が取れない、と言われた」という話をしていた。

五体不満足

セックスボランティア

その後、2004年に河合香織氏の著書「セックスボランティア」が出版され、話題を呼んだ。セックスボランティアというのは、身体に障害を持っていたり、知的障害を持っていたりすることが原因で、セックス(性行為)の機会が得られない人に、性行為の介助(介護)を行う人のこと。

五体不満足

日本では売春防止法に違反

売春行為が合法とされるオランダなどでは、「セックスボランティア」(有償もあるらしい)は制度化されているが、日本では売春防止法に違反するため、障害者のセックスはタブー視されている、と福祉施設の男性職員は言った。 

五体不満足

言葉を失う

「あまりにも可愛そうなので、風俗店へ連れて行った」と男性職員が語った時、私も、私のまわりにいた女子学生たちも、言うべき言葉を失った。  

生と性の渇望

「五体不満足」が、自分の生と性を渇望し、その苦しみを描き切った作品であれば、「乙武〝女体大満足〟」などと書き込まれることはなかっただろう。

五体不満足

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